君に会いたい ~jaejoong~

予防線 ~JJ~ ページ13

夕方まで、色々と見て回って

Aが好きなもの、たくさん知れた。



シンプルな色が多いし、
花屋でのエプロン姿の印象が強い。


ほとんどスキニーデニムにパンプスしか見たことない。


スカートは履かないって言うけど

スカートは好きなんだって。


どうして？着ればいいじゃん？

そう言うと、似合わないからって笑ったけど

似合うと思うのに。


髪も切りたいけど、ずっと長いって言ってて

切ればいいじゃん？似合うよ、とまた言ってみるけど


変わる勇気がないの、って笑った。



JJ｢新しい自分になってみたら？｣


何の気なしに、そう言ったら

少し黙り込んで。



｢………新しい自分になったら
どうなるんだろう。想像もできないな｣



変わることを、嫌がってるみたいだ。


だけど、変わりたいって思ってたり、する？




JJ｢どんなAになっても
可愛いって言ってあげるから(笑)
安心して？｣


冗談ぽく、
さらっと。

友達っぽく、かな？



俺に出来る、今言える言葉。



｢本当に〜？(笑)｣

JJ｢ほんとに(笑)｣




・



・




ダイニングバーに入って

早めの夕飯。




JJ｢今日は、Aのことたくさん知った。｣


｢そうかな？(笑)
たくさん付き合わせちゃったね？｣


JJ｢楽しいよ、Aといると｣


｢………うん、私もだよ｣


JJ｢友達とかと何してるの？いつも｣


｢なんで？｣


JJ｢俺のこと、誘ってくれたから。
こういう時普通は女友達とかかな、って
思ったから。役不足じゃなかった？(笑)｣


｢あんまり友達いなくて(笑)｣


JJ｢そうなの？｣


｢いたけど、付き合い悪くてみんな連絡くれなくなっちゃった(笑)｣


JJ｢そうなの？仕事忙しくて？｣


｢んー、まぁ。そんな感じ(笑)
だからジェジュンは特別だよ｣


JJ｢特別なの？｣


｢うん、役不足なんてないよ。
むしろ、満たしすぎてる(笑)｣





無邪気なのか、

友達だよって予防線張られてるのか。


わからないね。



不思議と、嫌な気持ちがしないのは

俺が、惚れてるからなんだけど。

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