【テニプリ】同担拒否【忍足侑士】

遭遇、動機と息切れ ページ29

「おおおおお忍足先輩！？！？！！！？」

忍「ん？なんや、3人でお出かけかいな」

えっ、やばい私服の忍足先輩やばいすき、は、無理しんどい最高ｼﾞｬﾝ

日「おいっ、息をしろ！！おい！」

「はっ！！」

涎が…。

鳳「先輩もお買い物ですか？」

忍「おん。母親に頼まれてな」

「お義母さん…」

忍「表記表記」

あーーーダメだ本当に私運良すぎでしょ私服の先輩とか眼福なんだけど。

日「お前はいつまで俺の後に隠れてるつもりだ？」

「ごめん。ホントごめん。私先輩に見せれるような服じゃないからホントごめん。隠れさせて」

鳳「別に大丈夫だと思うけどなぁ…」

別に私服のセンスが悪いわけではないとは思うけど、大好きな人と会うならもっと可愛くしていたかったというか…。

忍「自撮りツーショット」

「お恥ずかしながら先輩の視界に入らせていただきます」

ツーショット撮ってもらえるとか何のご褒美だよ…服とかどうでもよくなるじゃん…。

「今すぐ、撮りましょう」




ヒールを履いているため、いつもより目線が近い。

写真に収まるために顔を寄せ合う。

3秒タイマーをセットしてお互い無難にピース。

3、2、1

「ぇ、」

スマホに映された写真には、

私の頬にキスをする先輩が。

忍「A、かわええで」

心臓が痛い。

呼吸が荒くなる。

ずるい。ずるいずるい。

鳳がよろめく私を支えてくれた。

遠のいていく背中に呟く。

「大好き」





日「見せつけられたな」

鳳「早く付き合えばいいのに」

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竜崎桜乃

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