ありがとう、ごめんね ページ24
JJ「最近、髪の毛伸ばしてるの？」
仕事帰りに、ジェジュンの家に来て
いつもみたいにソファーでテレビを見ながらまったりと過ごす夜
「うん、寒いから長い方がいいかなって
前髪も伸びたし、もうパッツンできる歳も過ぎたかなぁ(笑)」
私の前髪を掬うジェジュンの指。
JJ「………ふっ(笑)」
ずっと顔を見て、笑うもんだからさ……
「なによっ！！」
JJ「ずっとさ、羨ましかったの
思い出して、懐かしくなった(笑)」
「なにが？」
JJ「………兼と付き合ってた時、
俺さ、Aの髪、ずっとやりたくてさ(笑)」
「えぇ？！そうなの？」
JJ「染めたり乾かしたり、ヘルプはした事あったけどね。
ちゃんと一から、やりたいなぁってずっと思ってて。
予約当日、兼が腹痛とかなったらすぐ立候補しよって狙ってた(笑)」
「あはは(笑)」
予想してなかった、昔話。
当時の友達のジェジュンくん、と私だった時
そんな事を考えてくれてたんだ……
JJ「笑いすぎだから(笑)」
「っふふ、ごめん(笑)
嬉しい、とか思っちゃった！」
JJ「気持ち悪かったかな(笑)」
「そんなことない(笑)」
なんでジェジュンが急にこんな話をしたのか
わからないけど。
「で？今は……ジェジュンが切ってるじゃん？」
JJ「うん、けど家でじゃん。」
「うん、だね。」
JJ「また、サロンに来てよ。」
「なんとなくさ、気まずくてさ。
ジェジュン予約取れないし、人気だし(笑)
忙しいからさ。
それに、けんちゃんの元カノってみんな知ってるし…」
JJ「気にしなくてもいいよ。」
「うん、邪魔しちゃ悪いかなって。」
JJ「邪魔って思ったこと一回もないよ」
「わかってるよ、それは。」
・
・
ちゃんとわかってるよ
大切にしてくれてるのも、わかってる。
ジェジュンの、短い爪の指先は荒れてて。
仕事、頑張ってる男らしい手だから。
私はすごく、好きなんだ。
髪を撫でる手を取って
ギュッと握った。
「ジェジュンは、頑張ってるから大丈夫だよ」
JJ「うん？なにが？」
「出来るよ、どこに行っても大丈夫だよ」
JJ「……うん」
なかなか、決められなくて
迷ってるのは私のせいだと思うから。
私のせいじゃないよ、
って
伝えてくれようとしてるんだよね？
ありがとう、ごめんね。
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yuyu(プロフ) - 環琉さん» 環琉さん、ありがとうございます(*^^*) 相変わらずの伸び伸びですわ〜2020年も、伸び伸びしていくと思いますのでwww よろしくお願いします！ (2020年1月15日 0時) (
レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - ひろ子さん» ひろさんありがとうございます！(*^^*) 今までのこと、色々重なりいつの間にかすれ違っちゃってたから…ここから、こうなってからでももう一度向き合ってほしいです！お楽しみくださいね〜！ (2020年1月15日 0時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - みぃなさん» みぃなさん、ありがとうございます！うんうん、話し合わなきゃ。わかってると思ってたり、想いあってるつもりでも、小さなかけ違いが大きな溝になること、あるから…(；＿；) (2020年1月15日 0時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - ももさん» ももさん！ありがとうございます(*^^*) やめた理由とジェジュンの気持ち、次章でちゃんと綴っていきますねっ！優しさは誤解に繋がる…切ないけどたしかにあるから、そういうこと(；＿；)お楽しみください！ (2020年1月15日 0時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
環琉(プロフ) - わぁーー楽しみがのびて嬉しいです^ ^ (2020年1月11日 18時) (レス) id: 3c1ded918f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2019年8月22日 16時
