168 Tside 俺の方がイケメン ページ37
出張も終えて、2日ぶりの会社。
北「おっ、帰ってきたか。お疲れ。うまくいったみたいだな。藤ヶ谷から聞いたよ。」
「えぇ、なんとか。」
北「謙遜するなよー、えらく気に入られたみたいじゃねぇーか。」
「……まぁ、、//」
褒められてるわけじゃないけど、この人のおかげで
本当にいい経験させてもらえたな。
北「で?高田ちゃんとは…どうだった?何か進展あったの?」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
「…進展?あるわけないじゃないですか。
あぁ、でもちゃんと振りました。
これからは仕事仲間としてよろしく、、みたいな感じです。」
北「なんだぁ、、高田ちゃん振られたのかぁ。
この出張で″急展開″なこと期待してたのに。」
なんでがっかりするわけ?
「…じゃあ、北山さんが慰めてあげればいいじゃないですか。」
北「この間は俺が高田ちゃんと帰ることも嫌がってたくせに?」
俺はもう気持ちに応えることはできないし
もし北山さんが本気なら応援くらいするよ。
「もう嫌がったりしませんよ。北山さんが本気なら菜々ちゃんのことまた誘ってあげて下さい。」
俺なんかより性格的に2人は合ってると思うんだよね…
まっ、俺の方がイケメンですけどww
北「なんかつまんねーな、お前と高田ちゃん見てて楽しかったのにな、、」
ほんとこの人…俺で楽しみすぎなんだよ。
俺が困ったり、ヤキモチ焼いたりして絶対笑ってたはずだもん…
「…はいはい、もういいですから仕事しましょ。」
北「ほいほい。」
そういえば……北山さんって好きな人いたんだっけ?曖昧になってたけど…。
だったら菜々ちゃんはないってことかな?
656人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuna | 作成日時:2018年7月22日 8時