156 Tside 菜々ちゃん推し ページ25
新幹線の中…爆睡してたな、、、
今でも欠伸が止まんない…マジ眠い。
隣誰もいないし気兼ねなく寝れた。
朝早いのにAと頑張っちゃったしな//
ほぼぼぼ寝てないからね俺。
会えないと思うとそりゃ頑張るでしょ?
藤「玉森くん起きた?」
もうすぐ着くみたいで藤ヶ谷さんが起こしに来た。
「はい、、すいません。爆睡してました。」
藤「いいって。疲れてんだろ。起こすから後少し寝てな。」
お言葉に甘えてもう少し寝てよ…
「じゃあ、すいません…後少しだけ。」
乗り物ってよく眠れるんだよね。
静岡に着くまで、また眠りについた……
.
.
.
高『裕太さん、着きましたよ。』
また寝てしまってた俺を菜々ちゃんが起こしてくれた。
「…はーい。」
藤「とりあえずホテルに行くとしよ。」
俺と藤ヶ谷さんが同じ部屋。隣の部屋に菜々ちゃん。
部屋に入るとホッと一息つく。
藤「一応資料の確認だけしておいて。後は時間までゆっくりしてていいから。」
言われた通りに資料に目を通し
Aに連絡入れた。
>静岡着いたよ!まだ時間あるし、のんびりしてます。Aも仕事頑張って。
藤「彼女にメール?」
「あっ、、まぁ。」
藤「彼女、Aちゃんだっけ?
可愛い子だったね。北山の言うとおり高田とは真逆な感じ。」
うーん、何て答えればいいのかな?
「可愛いですよ……。」
藤「玉森くんからの告白?」
「……まぁそうですね。俺が惚れちゃいました。」
藤「じゃあ、高田に望みはないのかな…?」
北山さんといい、藤ヶ谷さんまで菜々ちゃん推しですか?
「望みって…普通にないですよね?彼女いるんだし。」
藤「…俺は恋愛に普通はないと思うよ。彼女がいようが他に目移りする事もあるし…」
それはわからなくもないけど…
「藤ヶ谷さんは…俺と菜々ちゃんがうまくいけばいいと思ってますか?」
藤「難しい質問だな。…正直、、、思ってる。
高田見てると健気で可愛いんだよ。玉森くんのこと本当に大好きでさ…どうにかしてあげたいって思うんだ。」
可愛い部下なんだろうな、菜々ちゃん。
「うまくいったら……Aは、どうなるんですか?Aを悲しませる事なんて俺はしたくない。幸せにしてあげたいのはAだから…」
藤「……ごめん、ごめん。俺も何言ってんだろ。
人の恋路にあれこれ言う男じゃなかったのに。
…なんか見てるとつい、、」
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作者名:yuna | 作成日時:2018年7月22日 8時