145 似てる? ページ14
――Aside――
prrr……prrr……
みっくん?
出るか迷っていた…
北「…何で出ないわけ?」
『……みっくん、、』
後ろにいてわざとかけてきたんだ…
『…何かよう?』
北「うわっ、冷たくない?この間相談乗ってやったのに。」
そうだった…つい警戒してしまって。
『この間はありがとうございました。』
深々と頭を下げてお礼を言ったのに、何故かみっくんは笑いだしちゃって。
北「そこまでしなくていいんだけどww」
『…だって、、』
北「時間ある?あるなら少し付き合ってよ。
そこでお茶でもしませんか?」
相談にも乗ってもらったし…少しだけならいいかな。
『少しだけだよ…裕太にご飯作らなきゃいけないから。』
北「…急がなくて大丈夫だよ。帰って来るのもう少しかかるし。」
…意味深な言い方するんだから、、わざと心配させること言わなくてもいいじゃん!
『…北山さんは意地悪なんだから。』
北「…好きな子には意地悪したくなるって言うじゃん。それに俺、さっき女の子横取りされちゃって寂しいんだよ。」
なんなのそれ。私はその女の子の変わりなわけ?
すごく気分悪いんですけど……
北「まぁまぁ、プリプリすんなよ。ホント玉森と似てんだから!ムカつくよ。」
裕太と私が似てる?そうかな?
北「とりあえず、店に入ろうぜ。」
少しだけ強引にお店に連れて行かれた……
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作者名:yuna | 作成日時:2018年7月22日 8時