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作戦も、もちろんゲー厶から ページ6

土方side


あいつの作戦はこうだ。

今夜8時、あいつだけで攘夷志士グループを
粛清する。そして、キツそうだったら無線で
俺たちに連絡を入れ、真選組総出で粛清する。

至って簡単だった。
俺も、あいつの力は認めている。
きっと大丈夫だと思い、その作戦に賛成した。
そこまでは良かったんだが………


近藤「Aちゃぁあん!!
そんなことしねぇほうがいいってぇえぇ!!」

桐鳥「局長うるさいです!!」


近藤さんが、泣きわめいてうるさいことが
問題だった。
行くな、危ない、死ぬな、などなど。
こりゃあ随分と過保護なもんで。


桐鳥「私は大丈夫ですから!!
あと手を離せやゴリラ局長!!!」

沖田「A、本当に大丈夫なんですかィ?」

桐鳥の首に後ろから手をまわす人物……
総悟のヤローも桐鳥にくっついてやがる。
そりゃそうか、あいつにとっちゃ桐鳥は
お気に入りのようだしな。

桐鳥「大丈夫ですって!!!あぁもう!!
土方さん助けてくださいっ!!!」

すまん、無理だ。


視線で伝えれば桐鳥はおとなしくなった。

近藤さんは騒がしいが。

沖田「桐鳥さーん、俺もついて行きやしょうかィ?」

桐鳥「ダメです。ゲームオーバーしちゃいます。」

土方「ゲームオーバー……??
そういやァ、桐鳥は何でこう、作戦が
ぽんぽん出てくんだ??」

あいつは「真選組の頭脳」と呼ばれるほどの強者(?)だ。
俺はなぜそう呼ばれるのかは想像がついていた。
きっと、こいつが


全ての作戦を考えているからだろう。


粛清の時だけじゃねえ。潜入調査も、いきなり攘夷志士に襲いかかられた時も、イタズラのときも。

桐鳥「上手に引っかかってくれましたね。」

と、普段からは想像できないような笑みを浮かべて言う。
それも毎回。

桐鳥「ゲームですよ。」

土方「…………………はぁ?」




あいつはなぜか
一呼吸置いてから口を開いた。




桐鳥「戦闘モノのシュミレーションゲー厶。
あれで作戦考えてます。」


土方「…………………。」



気のせいか。




今、あいつの目が




ほんの一瞬だけ





紅く、鋭く光った気がした。

時は来た!!→←ゲーマーの別名(初耳)



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エルマロ(プロフ) - 続きが気になる… (2020年6月6日 12時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 面白いですね!更新頑張ってください! (2020年4月29日 13時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
#性別行方不明 - ご指摘ありがとうございます!!!小五郎になってましたね、申し訳ございません。 (2019年4月29日 15時) (レス) id: c7972307f2 (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン愛してる - 小太郎です (2019年4月25日 20時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:#性別行方不明 | 作成日時:2019年3月31日 19時

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