局長補佐はゲーマーです。

出てきた名前は人斬りだった ページ23

騒動が一応収まった後。

万事屋を含めた、真選組の緊急会議が開かれた。

土方「先程の音で勘づいてるやつもいると思うが、桐鳥局長補佐の部屋に時限爆弾が仕掛けられていた。」

桐鳥「仕掛けたやつー、出てこーい。近藤さんもまだ来てないから今なら怒られねぇぞー」

土方「いやそうはいかねぇだろ！！」

そのとき。

スパァァァアン！！！！

近藤「Aちゃぁぁん！！！無事だったのぉ！？よがっだぁぁぁあ！！」

遅れて登場、顔を腫らした近藤さん。

桐鳥「ﾁｯ、うるさいですよ局長！！」

土方「今舌打ちしたよね！？聞こえたからね！？」

土方さんうるさい。
ほら万事屋さんもドン引きしてるよ……

山崎「桐鳥局長補佐ぁぁぁあああ！！！！」

桐鳥「はいはい桐鳥局長補佐ですよどうしましたぁ？」

山崎「仕掛けた人わかりました！！！」

土方「おいテメェ山崎！鬼兵隊のほうはどうした！！」

山崎「その鬼兵隊なんですよ！！仕掛けた人！！鬼兵隊の」


？「河上万斉………」

声だけでもゾクッとしてしまう。
すると、銀時さんが私の前に立ちはだかった。
その殺意を込めた目は1人の隊士に向けられている。

銀時「………やっぱりそこの
？「拙者もまだまだでこざるなぁ」

サングラスも、ヘッドホンもしていない、ごく普通の隊士。
しかし、そのカツラを取れば話は変わる。
………あの髪色、この声、紛れもなく

桐鳥「人斬り、万斉…！？」

河上「………」

彼はふっ、と笑いながらその弦を私に向けて伸ばした。

銀時「Aっ！！！！！」

まぁすんでのところで銀時さんが斬ったんだけど。
あの人ほんとに人なんだよね？

河上「ほぅ………白夜叉もそちら側か」

桐鳥「白夜叉？昔のことでしょう。今は万事屋ですよこの方。」

銀時「あれ、お前に言ったっけ？」

桐鳥「べろんべろんに酔ってたときに。」

ちょっと考えた後、出てきた答えは

銀時「へー…………」

いやなんか違う！！

河上「………今日はおいとます
桐鳥「ちょ、待て！！！！」

あ、消えた。………消えた！？

桐鳥「おいっ！……………行っちまった……」

今日「は」おいとまする……
じゃあまた来るのか。


土方「桐鳥！怪我ねぇか！？」

銀時「ちょっと土方くーん？守ってやったの誰だっけー？」

土方「万事屋ァ、パフェ3つでどうだ。」

銀時「…………おう、呑んだ。」


なんか凄いのに目ェつけられたなぁ……

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