嫌いにならなきゃいけないのに…【月島蛍】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:8,977 hit

マネージャー始動ページ7

潔子｢Aちゃん…でいいかな？
私、清水潔子。よろしくね笑｣

3年生のマネージャーの方は、とても笑顔が素敵な方でした。

こんな綺麗な人と一緒にマネージャーなんて無理だよ！無理無理！！

絶対比べられるもん！！

潔子｢じゃあ仕事の説明するね｣

タオルの場所、ドリンクの作り方・味の好み、

手当の仕方、記録の付け方、

色々なマネージャーの仕事を教えてもらった。

1人で大変だったろうな…。

よし！私も助けになるように頑張ろう！！

潔子｢じゃあ早速、ドリンク作ってみる？｣

｢はい！｣

**

できた！！

潔子｢早いね｣

｢私、仕事する時は『スピーディー且丁寧に』がモットーなんで！｣

潔子｢よかった笑｣

｢…え？｣

潔子｢もう、慣れた？｣

あ、今まで真顔で話してたから…

｢はい笑｣

満面の笑みでそう答えた。

そのあと、ドリンクを体育館へ運んだ。

部員達との交流を深めるため渡す時に何か喋るらしい…。

｢え、と…だ、大地さん？どうぞ｣

澤村｢さんきゅ、気軽に話しかけてくれればいいからな｣

声が落ち着く…

｢えと…菅さん…どうぞ｣

｢サンキュ！｣

『早く慣れろよ』とでも言わんばかりに頭を撫でられた。

こんな調子で全員に配り終えた。

西谷｢うめぇー！！！｣

田中｢美味い、美味いぞ！！｣

影山｢…美味しい｣

よかった…美味しいって言ってもらえた笑

月島｢まあ飲めなくはないよね｣

山口｢ホントに美味しいよ、A！｣

｢もう〜、忠はこぉんなに素直でいい子なのに、

どーして蛍はこうも性格ひん曲がってんのかしらねぇ？｣

月島｢ボクに聞かないでよ｣

｢そうねぇ、聞いた私がバカだったわぁ｣

いつか絶対、蛍に『美味い』って言わせてやる！！

**

日向:なあ、Aの煽りって絶対月島譲りだよな

影山:さあな