嫌いにならなきゃいけないのに…【月島蛍】 (ページ4)

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本当にページ4

家にて

蛍｢Aさ、ホントにマネージャーやってくれるの？｣

リビングで、母に入部届けのサインしてもらっている。

｢蛍がやってくれって言ったんでしよ、今更取り消しとかなしだからねー！｣

蛍｢いや、やってくれるんなら別にいいけどさ｣

なんか蛍にしては塩らしいな

母｢はい、サインしたよ。
明日の朝練から部活行くの？｣

｢…行くの？｣

まだ見学にも行ってないからどうすればいいのか分からず、蛍に聞いてみる。

蛍｢そうだね、朝行って届け出せばいいでしょ｣

｢んじゃそうするー｣

母｢了解。早くお風呂入っちゃいなさい｣

そう言ってお母さんはご飯の支度に戻る。

蛍は部活終わって汗かいただろうし、

私も足先が寒いから早くお風呂入りたいんだけど…。

｢一緒に入る？｣

蛍｢なんでそうなんのさ｣

｢昔は一緒に入ってたじゃーん！｣

蛍｢昔は昔、今は今｣

｢それ『よそはよそ、うちはうち』だよ！！｣

蛍｢別にいいデショ｣

母｢あーもう2人とも一緒に入っちゃいなさい！｣

あれ、冗談のつもりだったんだけどな…苦笑

まさか本当に一緒に入るとは思わなかった。

蛍とお風呂…か、

裸…だよね…？

いやいやいやいや！！！

仮にも現役高校生の男女だよ！？

兄妹で禁断の＿＿＿とかもあるかもしれないんだよ！？

蛍｢目、瞑ってるから先に入って｣

｢あら紳士｣

蛍｢うるさいA。いいから早く｣

口は悪いけど、蛍の優しさに甘えて、

先にお風呂に入った。