BTSの後輩ちゃん

MV撮影 ページ8

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あれからちょくちょく、バンタンの曲も混ぜてホソクさんは教えに来てくれた。


アンナはダンがあまり得意な方じゃなかった上に、あたしは教え方下手だから助かった。筋肉痛が凄いけど気にしません。


朝の5時にスタジオ入りをして挨拶をする。


眠いフラフラする。(デジャヴ)


今回のMVのコンセプトは、高校の部活の先輩に恋をする、という…甘っ甘なやつらしい。


一曲目はロック調よりのポップだったから死ぬほど恥ずかしいんだけど。


それに、お相手がね…イケメン過ぎてもう直視出来ないのですよ。





「今日は宜しくお願いしまーす。2人とも宜しく」


アンナ「はい！宜しくお願いします！！」


『よ、宜しくお願いします…』




え、笑顔が眩しいよ！！柄にもなく王子様とか思ってしまった！てかこの人にピントあわせたらあたし達、顔映らないんじゃないの！？




「INFINITEのエルです。本当に小さい〜可愛い〜」


アンナ「エルさんは逆に高いですね〜羨ましい！」


「撮影開始します！スタンバイお願いしますー！」






そして撮影が始まった。まずはあたしから。


ダンスは最後に撮る、らしい。


高校時代思い出せとか言われても、それなりにしてきたけど…こんなイケメンじゃなかったし…


いや最初の方はいいの！問題は告白する最後ね！


どうやって告白しよう…？


それだけを考えて、先のデート的な部分早く終わった。エルさん、とても面白い。


あーもういいや！シンプルイズベスト！





『先輩っ！好きです、ずっと大好きです！』


L「…俺も」





は、は、恥ずかしいとても…！！死にたもうなり！


言い切ると、腕を広げて待ってるエルさん。え？行けって？ええ行きますとも！イケメン！


走って胸に飛び込もうとすると、突然の浮遊感。


高くなる目線。どゆこと…？





L「俺も好きだよ」


『えっ、台本にな…ぶふっ！』





少しだけ下を見ると、素晴らしいクオリティで変顔をしているエルさん。これはやばい。


思わず笑ったらエルさんも笑った。どうしよ、顔近い…





「…ハイカット！！！！今のめちゃくちゃ2人とも良かったよ！！自然な感じで！」


『あ、ありがとうございます…？』


L「ブレザーのポッケ、後で確認してみて。じゃあお疲れ様でした〜」






そう言われて確認すると、カトクのI.D.と携帯番号…？


なんてキザな…

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