昼 ページ7
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『早く来すぎたかな…シロはどこ行ったんだよ…』
何となく目が覚めたから、早く行って誰もいない教室の窓際の席に座る。
残念ながら本を読むとかはしない。無理できない。
この前妖怪に襲われたとシロに言えば、付いてくると。他の奴に喰われてたまるかと言われた。
チラホラと生徒が登校して来るところが見える。
その中にはこの前知り合ったばかりの儚げな少年夏目君もいた。
『モテるんだろうな〜。…ん?』
その夏目君によーーく目を凝らして見てみるとその後ろに牛みたいな妖怪と一つ目の妖怪が。
確信に変わった。もててる。妖怪に。
「あー眠い〜おはよう木津さん!」
「…おはよう〜」
…後でシロに夏目君のクラス教えてもらおう。
ーー昼休みーー
シロからクラスを教えて貰って迎えに行く。
下級生のクラスに行くとジロジロ見られる見られる。
「おーおー、すっげえ見てくるな〜」
ガラガラと教室のドアを開けると一斉に顔がコッチに向く。うわ…
その中からAさん!!と声が聞こえる。
「どうしたんですか?何か用ですか?(やっぱ上級生だった…)」
『お昼、一緒に食べよ?』
見上げながら言うと、かなりびっくりしていたけどうなずいてくれた。
教室で何やら聞こえてたけど無視。
ーーー
(夏目にも春が来たあああ!!!!)
(夏目君…私諦めないわ!)
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Ragdoll(プロフ) - 面白いです!更新、待ってますね (2017年5月23日 23時) (レス) id: 4cad69f40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2016年9月20日 21時