宣戦布告2 ページ16
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そう言い切ると、俯いて何かに耐えるような顔で唇を噛んでいる爆豪君。
こ、こんな表情もするんだ…
『あ、ああああの爆豪くん……？』
「……ぇ……か」
『へ……？』
「テメェも！！あのクソデクと一緒で、隠して、見下してたんだろ！！俺を！！！！」
『そそそそ、そんな訳ないよ…っ！』
「そんっっな随分大層な個性持ってるもんなぁ、オイ、爆破より100倍つえーもんな！？」
『ば……くごう、く』
両手首を掴まれて、壁に押し付けられる。
掴まれてる手首がギリギリと軋む音が聞こえる。
い、痛い……っ！
「いいか…俺はな完膚無きまでの1位を取るんだよ。
なのに隠してただの、貰い物の個性だの……
ふざけんじゃねぇ！！！！」
『っ……！！ばくごう、く…』
「俺はここで一位になる！
だからテメェも対人だろうがなんだろうが、個性使って挑んで来いよ！！
本気をその上からねじ伏せてやらなきゃ完膚無きまでの1位なんて取れねぇんだよ！」
そういう爆豪君の目は、様々な感情が織り混ざってる様に見えた。
…泣きそうな顔、してる。
多分爆豪君は今まで1位をずっとキープしていて、一位じゃ無いと気が済まないんだろう。
……凄いなぁ。
『爆豪君はいつも、凄いね』
「あ"ぁ？！ったりめぇだろ！」
『へへ……爆豪君は、小さい頃から、俺のヒーロー、だもんね』
「……ふん」
そう笑って言えば、満足そうな顔をする爆豪君。
そ、そろそろ離して欲しいなぁ、なんて……
「そーいやてめぇ、最近半分野郎と一緒に居るよな」
『あ…うん、轟君は割とよく面倒見てくれる、っていうか…たくさん、助けてくれる』
「……気にいらねぇ」
『ひっ……ぅあ、爆豪く、いた……！』
そう呟いた爆豪君はいきなり首筋に噛み付いてきた。
え！？！？ななななな、な、何してるの！？
『なななななな、何して、いきなり、えっ…』
「…テメェは俺のモノなんだから簡単に他のやつに尻尾振ってんじゃねえ殺 すぞヘタレ野郎』
『え、ええぇぇぇ…』
ええ……相変わらず理不尽の塊だぁ……
やっと解放された手首にホッとする。
噛まれた首が痛い……
「何ぼけっとしてんださっさと行くぞ」
『あっ、うん！！』
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薬師景虎 - 個性、アクセラレーターなんですね！かっこいいです(o^^o)面白いのに終わっちゃったの残念です…よければ更新お願いします🙇頑張ってください！！ (12月22日 16時) (
レス) @page28 id: eb9acf3d29 (このIDを非表示/違反報告)
名も無きオタク - ｳｯｿﾝ……ｵﾜﾘ...?ふぁん!? (12月6日 22時) (レス) @page28 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
いやしかし - ぎええええぇえええ！？おわっだのが？！うぞだどいっでええええ゛！ (10月30日 14時) (レス) @page28 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
たるたる - がっ、があああああああああああああ最高うううううううう更新...待ってますうううううううううう (2023年2月28日 17時) (レス) id: 24c7afdf4d (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ばばばば、ばくごうくんんんんんんんんん (2022年8月6日 13時) (レス) @page28 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽん | 作成日時：2018年9月5日 9時
