爆豪少年 ページ12
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誰もが、手も出せないし、声を発する事も出来なかった。
あのヘタレ野郎が、真顔で壊して居るからだ。
いっつもヘラヘラしてて、怯えてて、常に後ろに隠れてる様な奴が…
『100%衝撃吸収？…なら、中から壊しちゃえば関係ないよね？』
「あいつは本当に向井なのか…？」
半分野郎が驚いた様に声を出す。
普段からは想像つかない様な冷徹さと残酷さ。
USJには脳無の野太い悲鳴が響く。
「あいつ、個性あったんか…。あいつもデクと同じで…！」
「す、すげぇ、あいつ1人で脳無ってやつ押してんぞ」
そう呟いて、今はそんな事考えてる時じゃないと冷静になる。
「向井ちゃん…！」
カエル女のつぶやきでハッとしてヘタレ野郎を見ると、脳無を相澤がやられた時の様と同じくなんども地面に頭を押し付けて居る。
『なんで？早くくたばりなよ、相澤先生はお前よりもっと痛かったはずだろ。
…その倍ぐちゃぐちゃにしてやらないと俺の気が済まないよ』
あいつの顔は、怖いぐらい無表情で。
いつもキメェぐらいヘラヘラしてやがんのに…！
止めなければ。
あいつをよく見て見ると、額からは汗が垂れて、無表情だが顔色はすこぶる悪い。
そりゃそうだ、個性がずっと無条件で続けられるやつなんていねえ。
誰かあいつを止めないと、確実に壊れる。
だけど誰も動けない。
「くっ…そがぁぁあああ！！ヘタレ野郎！！」
「爆豪！？！？」
『っ、！』
勢いに任せて向井にぶつかって、上に跨り両手を抑え込む。
それは博打ではあったが、それ以前にこいつが人に対して個性を使えるわけない。
「目ぇ覚ませヘタレ野郎！！てめえの個性の上限ぐらい知っとけカス！！』
「っ！ぁ…っは…ぁ、ばくごく、また、助けられちゃった、ね…」
そう相変わらずムカつく顔で笑って、くたばった。
「そーゆう所がデクに似てて、ムカつくんだよテメェは…！」
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薬師景虎 - 個性、アクセラレーターなんですね！かっこいいです(o^^o)面白いのに終わっちゃったの残念です…よければ更新お願いします🙇頑張ってください！！ (12月22日 16時) (
レス) @page28 id: eb9acf3d29 (このIDを非表示/違反報告)
名も無きオタク - ｳｯｿﾝ……ｵﾜﾘ...?ふぁん!? (12月6日 22時) (レス) @page28 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
いやしかし - ぎええええぇえええ！？おわっだのが？！うぞだどいっでええええ゛！ (10月30日 14時) (レス) @page28 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)
たるたる - がっ、があああああああああああああ最高うううううううう更新...待ってますうううううううううう (2023年2月28日 17時) (レス) id: 24c7afdf4d (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ばばばば、ばくごうくんんんんんんんんん (2022年8月6日 13時) (レス) @page28 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽん | 作成日時：2018年9月5日 9時
