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よっつめ ページ4

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「A、やけにニヤニヤしてるよ。何かいいことでもあったの?」

『あ!潔子おはよう!んへへ分かる?朝ね〜…』






朝教室に居て、今朝の出来事を思い出すとどうしても嬉しくてにやけてしまう。


ざっと説明すると、潔子は笑ってよかったねと言ってくれた。





『お礼言われた〜んふふ』

「幸せそうな顔ね…私もなんか嬉しい」

「おーっす!五色、お前顔溶けそうだぞ?」

『おはよう菅原君!!溶けてもいいってぐらい幸せなんだよ〜』






周りから見たらおかしいと思う、たった弟と話せただけで、こんな風になるなんて。


でも嬉しかったんだ。少なくとも大 嫌 いじゃないんだなって知れて、嬉しかった。






「幸せそうな顔してるとこ悪いけど、今日放課後保健委員仕事あるみたいだから残れってさー」

『了解!あれ、でも菅原君部活あるよね?私やっとくから先に行っていいよ!』

「いや、2人で早く終わらせようぜ!それに五色1人にやらせるわけには行かないし!」






そう笑う菅原君は本当に爽やかだ。


そういえば弟の笑顔をどれだけ見てないのだろうか…。


普通に授業を受けて、放課後。もう日は完全に沈んでいる。





『結構かかっちゃったね…結局菅原君最後まで残ってくれて本当にごめん…』

「俺は五色と話せて楽しかったから全然いいよ!」





因みに今は遅くなったから家の近くまで送ってくれると言ってくれた菅原君に甘えて送ってもらっている。




「俺はごめんより、もっと別の言葉を聞きたいなぁ。つか、俺だって保健委員なんだけど?」

『…へへ、ありがとう。菅原君って優しいね』

「…俺は優しくないよ」

『またまた、あ、家この辺だからもう大丈夫だよ!』

「いやもう遅いしここまできたら目の前まで送るよさ、行くべ!」




そういう菅原君に押し負けされて、結局家の前まで送ってくれた。





『あ、ここだよ。菅原君本当にありがとう!』

「おう!!また明日学校でな〜!」

『お礼にジュース奢るね!また明日!』





頭を撫でられて、一言二言話すと、菅原君は帰っていった。


本当に優しいな彼は。


さあ家に入ろう。







「………」

ごこめ→←さんこめ



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雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年3月27日 18時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽん | 作成日時:2017年1月26日 21時

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