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キヨ「フジ〜起きてたのかよ」

そうニヤニヤするキヨ

フジ「隙が必要だろ?」そうフジと呼ばれる男は言う

私は今だと思って後ろを向いて彼の銃を取り上げた
回し蹴りをフジの頭にくらわした

フジはそのまま気を失い床に転がった

それと同時に「スキあり」とキヨではない声が私の腰を蹴る

「っ!!!」

ばっと後ろを向いて体制を整えて前を向くと可愛いくふわふわした雰囲気の男がヘラっと笑った

キヨ「おーーヒラ、お前も起きてんのかよ」

ソファの上のキヨも楽しそうだ

ヒラ「んーまあね、キヨが話し出した辺りから起きてたよ」

ここまで自分が追い込まれるのは、はじめてだ

それに私が殺しに来て怖がらない人達はそう出会えるものじゃない

私は肩の力を抜いてヒラという男を見つめた

「なかなかやるじゃない」

そうニヤッと笑いかけるとヒラはふわっと笑って

「だって手加減したくないもん」

その言葉を聞いてヒラの足を払ってお腹に蹴りをくらわした、ヒラはソファへと飛んだ

「そのわりには手を使うほどでもないわ」

私がお腹を抱えたヒラを見下した

「フジくん、ヒラくん、同じ場所でもう一度寝てもらいましょうか」

そう足元に転がってる自分の銃を持とうとした時だった

キヨ「それはどうかな」

背後から聞こえたキヨの言葉と同時に後ろから抱きしめられる

抵抗した時にはもう遅かった

口にハンカチを抑えつけられ、「おやすみ、闇の蝶」そうニヤッと笑うキヨの心地よい低い声で気を失った


_______最後に間近で見たキヨは今まで出会った人の中で1番かっこよかった

7.→←5.



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ゆゆ - これは1つの私の答えです。彼女の最期など皆様の答えは違うと思います。是非お聞かせ下さい (2020年4月30日 16時) (レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - サム達を残して逝ってしまう悲しさ不安さがどこかにあり、満月は彼女の気持ちと同じく暗闇に隠れてしまいます。彼女の壮絶な人生と狂った恋愛を許してしまうそんな世界を現しているのが月の光。 (2020年4月30日 16時) (レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 解説です。月の光は楽しくもあり悲しくもあるどちらともいえない曖昧な世界を表現した曲と言われています。サムと過した日々は楽しいですがキヨの想いが彼女を苦しめたためにどちらともいえないと発言しています。 (2020年4月30日 16時) (レス) id: 4afcd35675 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 孤黒さん» ありがとうございます!その言葉全てが嬉しいです!マイペースすぎて進まないですが最後まで最善を尽くしてこだわらせてもらいますのでよろしくお願い致します! (2020年4月23日 15時) (レス) id: f9b5f66733 (このIDを非表示/違反報告)
孤黒 - 完結おめでとうございます!こんな感じのお話を読んだのは初めてでした。とっても面白かったです!最後まで雰囲気を崩さない所とか、素晴らしいなぁと感心しております。「唐紅」の方も楽しみにさせて頂きます!最後まで応援しております! (2020年4月19日 23時) (レス) id: 785222cc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2019年8月30日 1時

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