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「っあ〜〜、終わった！」
『凄いじゃん千冬！』
千冬の飲み込みスピードは物凄く、
あっという間に課題が終わった。
「Aさんが教えるの上手いからです！」
『いやいや、千冬が飲み込み早いからだよ』
キラキラとした目を私に向ける千冬。
何だろう、耳としっぽが見える。
「…なんか、懐かしいっスね」
『…そうだね』
タケミっちと千冬と私の三人で、
よく話して笑い合って、ふざけたっけ。
『あのタケミっちは未来から来てるわけで、
今のタケミっちは、あの頃とは違うもんね』
「…まぁ、仕方ないんですけどね。
それよりマイキー君達は元気っスか？」
マイキー、という言葉にぴくりと反応する。
「…Aさん？」
『…マイキーとは、会ってないよ』
私の言葉に、千冬は目を見開いた。
「え、会ってないって、」
『ケンチンとはこの前会った。
けど、マイキーとはあれから会ってない。連絡も取ってない』
もう会わないって言われた、
そう告げれば、千冬は視線をおとした。
「…Aさん、オレはここにいます」
『え？』
「どこにも行きません。居なくなったりしない。
だから、たまにでいいから、また会ってくれますか？」
力強い、でも少し悲しそうな千冬の目。
『もちろん、いいに決まってるでしょ』
あの後千冬と別れて、家に帰った。
洗面台の鏡を見れば、映るのは自らのハーフアップ。
『なんで、重なって見えるのかなぁ』
千冬といると、
どこか落ち着く自分がいる事に、私はまだ気付いていない。
「…何やってんだよ、マイキー君」
帰路の途中、千冬は唇を噛み締めていた。
◆That person like my brother→←◆You who longed for me
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莉子(プロフ) - 重岡ゆう毅さん» わぁ…!!楽しみにしてますね(*´∇｀*) (2022年4月2日 22時) (
レス) id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - なつきさん» 続編出せてなくてすみません(^-^; 単行本を読み進めてはいるのですが、今後の展開をもう少し把握してからの方がお話書きやすくて…。内容考えてきてはいるので、もう少しお待ち下さいm(__)m (2022年1月12日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 高校生編見たいです（ ; ; ） (2022年1月11日 1時) (レス) id: 337fb59863 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - 莉子さん» 実は本編の続編がこの夢を見ていたところから始まる予定です（´-`）.｡o０なのでここで完結、ではないので安心してください！ (2021年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - え…夢オチ、、ってことですよね、？ (2021年11月7日 8時) (レス) @page28 id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月22日 21時
