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『…ごめんね、一虎。
“みんなで遊ぶ”っての、叶えてあげられなかった』
「いや、いいんだ。
…マイキーはさ、自由人だから仕方ねぇよ。
でもこのまま会えないのは、嫌だよな」
一虎はドリンクを飲んで、一息ついた。
「オレ、マイキーの事探してみるわ」
『え、』
「あんな別れ方、悲しいだろ。
さすがのオレも、この10年で更生した。
マイキーと向き合って、改めてきちんと謝りたい」
まっすぐに、私と千冬の方を見る一虎。
すごく、大人になってる。当たり前だけど。
「それと、場地のお墓も行かなきゃな」
「！」
「千冬にも、本当に悪い事したと思ってる。
オレはまだガキで、壊しちゃいけないモン壊した」
千冬に頭を下げる一虎。
「顔上げて下さい。
確かに、あの時はアンタを死ぬほど憎んだ。
殺したいくらいだったけど、そんなの場地さんは望んでない。
きちんと更生したなら、もういいんです」
私に言ったのと同じような事を告げ、
千冬は眉を下げ笑った。
「…千冬、オマエいい奴だな」
『千冬の人柄の良さは私のお墨付きだからね』
「…そっかぁ、Aが千冬の彼女、ねぇ。
あーあ、出所したらオレが攫いに行こうと思ったのに〜」
一虎の発言に、千冬は目を丸くした。
「なっ、やっぱりオレが来て正解だった！」
「だってオレAの事好きだったし〜」
「さらっと爆弾発言すんな！！」
ふーふー、と息を荒くする千冬。
『千冬、ステイ』
「だからオレは犬か！！」
「ブッ、なに、オマエ飼い犬？笑」
だぁー！とドリンクバーへズカズカと歩いて行った千冬。
ごめん。また耳としっぽが見えちゃって。
「…仲良くやってんだな」
『まぁね…でも、たまに、考えちゃうの。
無意識に“彼”と千冬を重ねてしまう。
駄目だよね、あんなにいい人、いないのに』
「…オマエらは近すぎたんだよ、多分」
オレは何も聞いてねぇから、と一虎は千冬を眺めていた。
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莉子(プロフ) - 重岡ゆう毅さん» わぁ…!!楽しみにしてますね(*´∇｀*) (2022年4月2日 22時) (
レス) id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - なつきさん» 続編出せてなくてすみません(^-^; 単行本を読み進めてはいるのですが、今後の展開をもう少し把握してからの方がお話書きやすくて…。内容考えてきてはいるので、もう少しお待ち下さいm(__)m (2022年1月12日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 高校生編見たいです（ ; ; ） (2022年1月11日 1時) (レス) id: 337fb59863 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - 莉子さん» 実は本編の続編がこの夢を見ていたところから始まる予定です（´-`）.｡o０なのでここで完結、ではないので安心してください！ (2021年11月7日 22時) (レス) @page28 id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - え…夢オチ、、ってことですよね、？ (2021年11月7日 8時) (レス) @page28 id: e12f476466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月22日 21時
