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◆132 ページ33

『ま、マイキー…』

「え!?」

「解散!?」





突然の事に、全員が驚いている。





「は!?オマエ、急に何言ってんだ!?」

「壱番隊隊長花垣武道!前へ!!」



タケミっちも困惑した様子で、前へ立つ。



「未来を変える為ならこれが一番だろ!?」

『っ!』



そうか、マイキーは、未来を変えるために……



「弐番隊隊長三ツ谷隆!前へ!!」

「オマエがいてくれたから東卍はここまでこれた」

「…ちょっと待てよマイキー…!」



その後もマイキーは、続々と幹部を呼んでいく。



「参番隊隊長代理林良平!
パーちんのいない間がんばってくれたな。最高の隊長代理だ」

「マイキー…」




「肆番隊隊長河田ナホヤ!
ここまで東卍を支えてくれてありがとな」

「…そんな事言うなよマイキー、オレ…やだよ…」




みんな涙を浮かべながら、答える。




「伍番隊隊長武藤泰宏。
捕まっちまって今ここにいねぇけど、
オレは最後まで東卍メンバーだったと思ってる!
次、東京卍會副総長、龍宮時堅!」



マイキーに呼ばれ、ケンチンも前に出る。



「佐野万次郎。クソわがまま。天上天下唯我独尊男。
けどオレらはそのカリスマに惹かれてここまでついてきた。
総長の決断に異論はねぇ!!
今日までお疲れ様でした!!総長!!」


ケンチンは手を後ろで組み、頭を下げた。


「ありがとうケンチン」


笑ったマイキーは、私に視線を向けた。


「最後は…東京卍會総長補佐、狼谷A!!」



ゆっくりと、マイキーの前に出る。



『…やっと総長補佐に戻れたのに、解散かぁ』

「A、オレ達を支えてくれてありがとう」




『途中東卍の敵になったけど、
それでもやっぱり東卍(ココ)が一番落ち着く場所だ。
最後まで、マイキーと突っ走れて良かった。

____解散しても、東卍はいつまでも私の心の中にいる!!!』





大声で、そう叫んだ。









「「「東卍!東卍!東卍!」」」









そして、神社は東卍コールに包まれた。

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重岡ゆう毅(プロフ) - 華まるさん» 華まるさん、ありがとうございます!ぜひ続編もお付き合いください^^ (2021年9月22日 9時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - らっだぁ推しさん» らっだぁ推しさん、ありがとうございます!素敵だなんて…(o^^o)明日には続編出すので、ぜひお楽しみに! (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - mikkyさん» mikkyさん、ありがとうございます!12年後のお話までは少し間があるので、どんな風になっているのかは、予想してみて下さい( ´-`) (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - まちゃさん» まちゃさん、ありがとうございます!花言葉は色々ありますが、続きを読むとどれが正解なのか分かると思います(´ω`) (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
らっだぁ推し - とても素敵な作品でした!p(^-^)q続き、楽しみにしています! (2021年9月22日 1時) (レス) @page36 id: ea31be1e50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:重岡ゆう毅 | 作成日時:2021年9月13日 15時

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