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一虎の面会を終え、
私は一人で新宿をぶらぶらしていた。
“心配してる奴もいること、忘れないで”
一虎に言われた言葉が、
脳内をループする。
『…一虎、それはキミも同じだよ』
一虎は雰囲気が優しくなっただけじゃない。
なんだか、触れると消えてしまいそうだった。
一虎に限ってそれはないだろうけど、
最悪の事態を考えてしまう自分がいる。
『ま、そうなったら、全力で止めにいくけどね』
なんて独り言を呟きながら、新宿の街を歩く。
暫くすると、少し幅広の路地に、人溜まりが出来ているのを見つける。
…なんだ、あれ。
赤い詰襟の集団に、黒い詰襟が二人、？
明らかに不良だろうな、と思いつつ、
少しずつ近づいて様子を見る。
…と、その集団の真ん中に倒れている人が一人。
それは、銀の短髪で、白のMA-1を羽織っていて……
『ッ三ツ谷！！？』
気付いた時には、駆け出していた。
集団の中に入り込み、三ツ谷の側に座る。
頭からは血が出ており、その近くにコンクリートブロックが転がっている。
『三ツ谷、三ツ谷！！』
「あ？んだテメェ」
『…一人にこんな大人数で、こんなモン使わねぇと勝てねぇのかよ』
「あ"ァ！？」
体格のいい男が、私に殴りかかろうとする。
「まて、モッチー」
それを止めたのは、三つ編みの男だった。
コイツ……灰谷蘭だ。
その隣には、弟の竜胆もいる。
灰谷蘭に、グイッと顎を掴まれ上に向かされる。
「お前……芭流覇羅の副総長か」
『！』
「ほんとだ、あん時の奴じゃん」
バレてる。
そうだ、コイツら廃車場に見に来てたんだ。
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重岡ゆう毅(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんありがとうございます！大好きだなんて（ ; ; ）嬉しいです！これからも宜しくお願いしますね(o^^o) (2021年9月11日 22時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - Chaosさん» Chaosさんありがとうございます！更新は夜が多いですが、なるべく一日に沢山更新出来るように頑張ります^_^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - お餅さん» お餅さんありがとうございます！これからもからも応援宜しくお願いします＾＾ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 重岡ゆうさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2021年9月8日 14時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月1日 22時
