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いきなりの出来事に、思わず目を見開いた。
「ってぇ…、何すんだテメェ！！」
千冬が半間を殴るが、
やはりそれだけでは半間は少しよろけるだけだ。
「ほんと分かってねぇなぁ、オマエら。
何が八戒を助けるだ？何が大寿を迎え撃つだよ」
半間は再び千冬を殴り、一つの部屋へ押し込んだ。
そして、口を布で塞ぎ、柱に手首を縛りつけた。
「てこずらせやがって。兄弟喧嘩の邪魔すんなよ」
『…あは、最初からこうするつもりだったってワケねぇ』
「そっ♡んじゃ、コイツの見張り頼むぜ、副隊長」
半間はそれだけいい、稀咲と部屋を出て行った。
『……あは、あははっ！！』
二人の出て行った扉を見て、笑いが込み上げてきた。
『可哀想にねぇ、千冬クン。こんな縛られちゃって』
「ん"ーー！」
『稀咲と半間は最初から君と花垣を裏切るつもりだった……
あは、最高に狂ってるわぁ、アイツら』
アイツらは、私に何も言わなかった。
きっと私が止めてたら私も拘束されていただろう。
『…はぁ、笑った笑った』
「んん"ッ！！」
『…千冬クン、私ね、ずっと考えてた。
何が正解で、どうするのが一番かって……。
でも、やっと答えが出た』
私は千冬に近づき、目の前にしゃがむ。
隠し持っていた小型ナイフを、千冬に向ける。
「ん"ー！んん"ーー！！」
『サヨナラしようか、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿“半間”』
フッ、と笑い、千冬の手首を縛ってあるタスキを切り、
口元の布を取ってやった。
「っは、はぁ……アンタ、何のつもりだよ、」
『言ったでしょ。答えは出た。
半間の……稀咲の思い通りにはさせない』
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重岡ゆう毅(プロフ) - ありんこ。さん» オチはまだ正確には決めてませんが、マイキー寄りにはなるかと思います！ (2021年8月28日 18時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ。 - これってマイキーオチですか？ (2021年8月28日 11時) (レス) id: 568604ada5 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ななつじさんさん» ななつじさん、コメントありがとうございます！すみません訂正しますね(*_*) (2021年8月25日 0時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ななつじさん(プロフ) - こんばんは 面白く読ませてもらってます！誤字見つけたので失礼します お名前なのですが「稀崎」じゃなくて「稀咲」ですよー！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 123c3d7a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年8月19日 22時
