七人目の創設メンバー【東京リベンジャーズ】

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『なに、私も暇じゃないんだけど？』

「んな固い事言うなよ。隊長と副隊長の中だろ♡」

『あはは、語尾にハート付けないでよ〜、寒気がする』




再び半間に呼ばれて、今度は陸橋に着いた。
そこには稀咲と、先程別れたばかりの花垣と千冬の姿。




「早かったじゃねぇか。答えは出たか？」

「クリスマスまでの期限付きでオマエらと組むよ！」

「賢明な判断だ。助かるよ！」

「オレらは八戒を守りたいだけだ。
テメェらと仲良くするつもりはねぇ！」




そうか、花垣達は一緒に組む事にしたのか。




「歪なチームだな」

「目的が一致しただけだからな」

「オレはテメェらが大っ嫌いだからよ」

「チーム名どーするよ？ハンマーズは？」

『あはは、半間クン、ネーミングセンス皆無だねぇ』









こうして、
稀咲、半間、花垣、千冬、私の、
全く交わりそうにないチームが期限付きで誕生した。






.







『半間、一つ聞いていい？』

「あ？なんだ？」




『何企んでんの』




花垣達と別れて、
半間と稀咲と共に歩きながらそう言った。




「ばはっ、何言ってんのオマエ」

「オレらは八戒を助けたいだけだぞ？」

「そーそー。オマエも協力しろよ、副隊長♡」




私の肩に手を置き、ニタリ、と笑う半間。




「また連絡するから、ちゃんと来いよ？」

「Aは頼り甲斐があるからな。頼んだぞ」



そう言い、半間と稀咲は去って行った。









　

　


　







　






『…クリスマス、か』



ふぅ、と白い息を吐く。
聖夜にあんな奴らと一緒か。

今年のクリスマスは荒れそうだ。




フッ、と嗤い、帰路へと着いた。

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