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あの後花垣に何発かお見舞いして、
それからは他の奴に任せた。
「おらぁ！！」
『鬱陶しいなぁ、退けよ』
「っぐ、！？」
かかってくる奴を適当に遇らい、
私はというとほぼ無傷である。
そんな時、「うぉらあああ！！」という、
花垣の大きな声が聞こえた。
「かかってこいやテメーら！！
ぜってー倒りぇねーじょ、この抗争はオレが終わりゃすんだよ…
オレが全員、ぶっ飛ばす！！」
その言葉のせいか、弱りつつあった東卍の士気が高まり、
ケンチンが一気に相手を吹っ飛ばしていた。
「待たせたなぁ、半間ぁ」
「オイオイ大丈夫かぁー？
もー疲れ果てちまってんじゃねーのかぁ？」
「今ぁ、準備運動が終わったトコだ」
その直後ケンちんが半間を殴り、
ガードしていたにも関わらず半間は数メートル吹っ飛んだ。
『うえ、痛そうだねぇ半間クン。吹っ飛んだじゃん。
私が代わりにやってやろうかぁ？』
「ハハ、ダリィ、オマエなんか一撃だぞ」
『あははっ、私が負けるわけないじゃん。
東卍幹部は私に手出すなんか出来ないから。ねぇ？』
笑ってケンチンを見ると、
物凄い剣幕で私を見ていた。
『おー、怖ッ。まぁせいぜい頑張りなよ、半間クン♡』
「オマエに言われなくても分かってらぁ」
立ち上がる半間を横目に、
再び大勢の東卍相手に拳やら蹴りをお見舞いしていった。
半間もまだやられないだろう。
『……ん？』
そういえば、一虎はどこだろうか。
マイキーの姿も見ない。
「マイキー！！」
ケンチンの言葉で、ふと辺りを見回す。
『…あは、一虎やっちゃったねぇ』
積み上げられた車の上に、
鉄パイプを持つ一虎と、横たわるマイキーの姿があった。
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重岡ゆう毅(プロフ) - ありんこ。さん» オチはまだ正確には決めてませんが、マイキー寄りにはなるかと思います！ (2021年8月28日 18時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ。 - これってマイキーオチですか？ (2021年8月28日 11時) (レス) id: 568604ada5 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ななつじさんさん» ななつじさん、コメントありがとうございます！すみません訂正しますね(*_*) (2021年8月25日 0時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ななつじさん(プロフ) - こんばんは 面白く読ませてもらってます！誤字見つけたので失礼します お名前なのですが「稀崎」じゃなくて「稀咲」ですよー！ (2021年8月24日 23時) (レス) id: 123c3d7a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年8月19日 22時
