8話 ページ8
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誰も、
どこにも、
ロボロがいた証明はない。
ロボロという男がこの世に存在した証明がない。
昨日まではあったはずのピンク色のインカムボタン。
エーミール「トントンさん大丈夫ですか…？かなりやつれていますね…何か悪夢でも？」
トントン「…なぁエミさん、ロボロって分かる？」
エーミール「ロボロ…？何ですかそれ。人名？それとも？」
皆に聞いてもこの反応。
誰もロボロを覚えていない。
そうだ、もう一度、
もう一度あの地下に行けばわかる事。
トントン「なぁ…昨日言ってた兵の話聞いた？幽霊の話。」
エーミール「はい。聞きましたよ。兵から聞いてトントンさんおひとりで行ってきたみたいですがどうでしたか？」
トントン「っ……確かに霊はおった。でも俺一人で行っとらへん…。」
ロボロが確かに隣におった。
暗いから近くまで寄ってって言うた。
暗闇に囚われる瞬間も見た。
この目で全部見た。
なのに、
グルッペン「トン氏一人で帰ってきて何言っとん？最初から誰もついて行っていないだろう？」
トントン「…気持ち悪なったから今日は業務休むわ。ごめんエミさん、これ部下に渡しといて。」
エーミール「わ、分かりました。ごゆっくりおやすみなさい。」
ロボロ『Aの事助けたって』
あの幽霊、
Aの事を助けろ？
なぜあそこにいるのか、
なぜ誰かを待っているのか、
なぜ皆がロボロを忘れたのか。
トントン「絶対聞き出してやる」
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みずき - 全あたいがオンマイウェイになった(？) (2022年10月3日 11時) (
レス) @page22 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
霜月 - 全僕が泣き発狂した← (2022年2月19日 1時) (レス) @page22 id: 4aa0d1b896 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 全俺が鳴き叫んだ←（女子だよ） (2021年12月27日 14時) (レス) @page22 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこ(プロフ) - 全私が泣き散らした← (2021年12月25日 17時) (レス) @page22 id: d6878be433 (このIDを非表示/違反報告)
季柳(プロフ) - 全僕が泣き叫んだ← (2021年4月21日 22時) (レス) id: 0f44ee236c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2021年2月26日 5時
