3- THE 1st DAY -3- ページ7
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何分か経った頃に俺は目が覚め、さっきの立ち眩みが嘘のように体が軽く、すぐに立ち上がる事が出来た
＿＿さっきの声、誰だったんだ？
＿＿夢の中じゃ＿なかったよな？
すると外からオレットがやって来て、「ロクサス 行こう？」そう誘われ、ハイネ達の後を追った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
先に行ったオレットやハイネ達を追って商店街に行ってみると、ものの見事に冷たい目でみんな見てくる
＿＿俺達じゃないのに＿＿＿
すると防具屋の方から「こっちこっち！」とハイネに声をかけられ、走って向かった
「じゃあ さっそく捜査開始」
「よう ロクサス」
俺を呼ぶ声が聞こえたのは店内からで、最近店長になった男の人だった
「きみがあんなことをするとはな＿＿」
「ドロボウのことなら 俺たちじゃないよ」
「信用したいけど＿」と店長さんは眉間にシワを寄せて唸る
「あんなもの盗むのは きみたちぐらいだろ？」
「何を盗まれたんだ？」
「知ってるくせによ 俺は言いたくないね」
「アクセサリー屋に聞いてみろよ」店長は防具屋の正面にある店を指して言った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
アクセサリー屋についてみると「ロクサス 話を聞いてこいよ」そうハイネに言われ、仕方なく声をかけてみる事にした
「あの＿＿」
「あら ロクサス＿＿
がっかりさせないでよね
お気に入りの少年だったのに＿＿」
＿＿お、お気に入りの少年？
そんなことより＿＿
「俺はドロボウじゃない」
「もう はっきりさせてよ」とうんざりというような顔をして言ったアクセサリー屋の店員さん
俺も「疑われたままなのは イヤだよ」と思ったことを言ったのだが＿＿
「じゃあ なんとかして誤解を晴らすことね」
と、逆にキツく言われてしまった＿＿
「駄菓子屋のおばさんも がっかりしてるわよ」
駄菓子屋と言えば、俺達がアイスやお菓子を買いによく行く店だ
かなりの顔見知りだし＿＿
＿＿あのお店のおばあさんなら、ちゃんと話を聞いてくれるかな＿＿＿
商店街を後にする前に駄菓子屋に寄ることにした
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