184話『(ﾌﾞﾙｯ…)』如月「どうした？」『いや、なんか一瞬悪寒が…』←上の続きです ページ24
森「あの子は、誰かをその気にさせるのが本当に上手いね」
治「………彼女が他のミミック構成員を始末できたとしても。あの異能力者に勝てる可能性はないに等しいです」
Aさんは対処方があると云っていた……
でも、あの異能の対処方は存在しない。
いくら彼女でも…
森「私はね。ずっとあの子の身体能力について調べ続けていたんだ。私の護衛役として迎えたのは、元々それが目的だったからね。
…しかし、結果は判らなかった。
異能力を持っているわけでもないのに、どうしてあんなにも五感と身体能力が優れているのか…君も疑問に思わなかったことはないだろう？」
治「………」
否定はしなかった。
実際、彼女のあの身体能力の高さ、五感の鋭さは、はっきり云って異常だからだ。
森「その上彼女は頭脳も優れている。マフィアに入れるのには申し分ない人材だ」
治「………それらのことは私も理解しています。しかし、いくら身体能力が並外れているからと云って、動きを読まれれば…Aさんに勝機はありません」
森「でも、何故だろうねぇ……私は、彼女が勝つ未来しか見えないのだよ」
治「首領！！」
私はついに苛立ち、声を上げた。
森「おそらく彼女は、自分の身体能力が高い理由を理解している。
それを踏まえて、彼女は今、行動をしている。
彼女の体の能力は未知数だ。きっと、何かが起きる。
私はあの子に期待しているんだよ、太宰君」
治「…………」
私は踵を返し、出口に向けて歩き出した。
黒い服を身にまとった男達が私に銃を向ける。
森「何処に行くんだい？」
治「Aさんのところにですよ。
貴方の云う通り、彼女は勝つかもしれない。
でも……負けないという確信はありません。
一寸の怪我で済むはずもない……それは貴方も判っているでしょう？」
ここで私を撃っても利益はない。首領は私を撃たないだろう。
森「………だが、君がA君のところに行っても利益はない。何故、そんなにA君のことを心配するか、聞いてもいいかい？」
治「確かに利益はありません。でも、私が彼女のところに行く理由は一つです」
それは…
治「彼女が友達で、私にとって大切な女性だからですよ」
私はそう云い執務室を出た。
185話『私雨の日嫌〜い。飴は好きだけどね！』→←183話 花染「あの子顔面偏差値高いしスタイルも良いのに、服に興味がないのよね〜…」森「これなんかどうだい？これなら着てくれるんじゃないかな？」花染「ナイスよ森！！」
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村人C - いやほんとわかります！！かわいくてかわいくて… (2022年12月13日 20時) (
レス) id: ab7b8f4202 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 村人Cさん» ありがとうございます！！！もうさんこいちが大好きで！！あの三人可愛すぎません？？アニメの文豪ストレイドッグスわんの時とか (2022年12月12日 21時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 作者様の書かれるさんこいちやっぱり最高ですね！！！ (2022年12月12日 21時) (レス) id: 4c3657c6b9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 夜空さん» おおマジですか！頑張ってください！お互いに頑張りましょう！！ (2022年12月12日 20時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 期末テストかぁ、、、僕は16日に中間テストという地獄があります、、、お互い頑張りましょう！ (2022年12月12日 19時) (レス) @page43 id: 8e9125fe7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃唐綿 | 作成日時：2022年9月29日 22時
