129話 作者「羊の白瀬くんもイケメンだよね」 ページ12
Noside
「「っ！？」」
Aは少年の腕を掴んで動きをとめた。
白瀬「お前、あの時の…！！」
『やあ少年！久しぶりだね！中也も！』
中也「手前…なんでここに」
『一寸ね〜。えっと、白瀬君だっけ？』
白瀬「何で名前……」
『先刻中也が云ってたでしょ？』
中也「いつから居たんだよ！」
『中也が独り言云ってるらへんから〜』
中也「最初からじゃねえか！！」←
『それより白瀬君。君、その�犹α雄洵瓩鯏匹辰臣仕瓩如�中也のこと刺そうとしたよね？』
中也「！？」
白瀬「な、んで……殺鼠剤が塗ってあるって…」
『私、五感が異常なくらい鋭くてさ〜。殺鼠剤は嗅いだことがあったから、すぐに判ったよ。
その辺にいる《羊》と《GSS》の構成員も出てきたら？』
《羊》と《GSS》の構成員が出てきた。
白瀬「いつから気づいて…！！」
『最初からだよ』
中也「何でここに……」
『《GSS》と手を組んだんだね。そして中也を殺そうとした。そうでしょ？』
中也「………は……？」
白瀬「ああ。そうだよ。皆、今回の件で気がついたんだ。
もし次、中也が本当にマフィアに味方する気になったら、どうしよう？ってね。
誰だって簡単に想像がついた。もしそうなったら、今の《羊》には為す術がない。皆殺しにされるだろう。
だって僕達は、中也の物凄い能力に頼りきりだったんだからね。
何十人もの仲間たちの命を、たった一人の誰かの気分に左右される訳にはいかないんだよ。
こういうのを『脆弱性』って云うんだ。小さな穴から侵入した洪水が要塞を滅ぼすような、組織の脆弱性。
…難しい言葉だけど、中也に判るかな？」
中也「手前……俺が仲間を裏切る訳…！」
白瀬「その点、GSSは気分で態度を変えたりしない。利益がある限りは信頼できる。
ポートマフィアっていう強大な敵に立ち向かうには、このほうがずっと賢いやり方なんだよ」
中也「……そうかよ……俺がやってた事は……全部、迷惑だったって事か……」
『…………』
中原は顔を歪めながらそう云った。
その瞬間。
「はいはーい。一寸触るわよ〜」
ｼｭﾝｯ
全員「！？」
白瀬「中也が消えた！？お前誰だ！！」
花染「あんたらみたいなクソガキに教えて何か得することでもあるの？」←
桜www←
『んじゃ桜、あと宜しくね〜』
花染「は〜い」
白瀬「逃がすか！」
ﾄﾞｻｯ…
130話『ラムネ飲みたいな〜』如月「…あとで買ってやる」『え、いいの？』→←128話『一寸割込みまーす』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 322人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠璃唐綿(プロフ) - Napiaさん» フィジカルギフテッドですもんね〜。しょうがないしょうがない← (2022年9月29日 22時) (
レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - 時速80て…車でs………あー、まーしょうがないかぁ←諦めた (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年9月28日 10時) (レス) @page48 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 村人Cさん» ゴリラ以上ですねww (2022年9月20日 15時) (レス) id: de242140be (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 握力計…粉々…wow (2022年9月18日 23時) (レス) @page47 id: 399cd30a10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠璃唐綿 | 作成日時：2022年5月21日 13時
