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1-出会い ページ3
＿＿＿＿2年前
綺麗な波の音＿＿
瞼越しに焼き付くような鋭い日射し＿＿
楽しそうに鳴く、カモメの鳴き声＿＿
それらを察知し、意識があると感じた私は目を覚ます
「＿＿＿＿＿＿＿」
「あ！起きた！！
リク！カイリ！起きたぞ！！」
「ホント！？ 良かったぁ」
「名前は？」
「＿＿＿………サツキ」
「サツキ、か……
どこから来たんだ？」
「＿＿＿＿＿＿」
「覚えていないのか？」
コクリと頷く私
「……なぁ………、この子どうするんだ？
このままじゃかわいそうだし＿＿＿」
「じゃあ わたしの家に連れて行こ
きっと村長も許してくれるよ！」
「＿＿………そうするしかなさそうだな」
「サツキはそれでいいか？」
「＿＿………」
「じゃあ決定
今すぐ本島に連れて行こう！」
「リクがサツキを運べよ！」
「なんで俺なんだ？」
「だってサツキ わたしたちより背が高いし
足が地面に擦れるとかわいそうだし」
「だからリク、な？」
「しょうがないなあ」
こうして私は、流れ着いた自然豊かなこの島で暮らすことになった
この島の村長だけでなく住民たちは私を快く迎え入れ、毎日話しかけてくれる人が多かった
時期に私は普通に話せるようになり
島の生活に慣れ、島の住民とも親しくなり＿＿＿
現在に至る
.
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