嘘つき (ページ13)

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嘘13 ページ13

じっ、と俺の顔を見ている阿部ちゃん

時が止まってしまったのかと錯覚してしまうくらいお互い無言

無言を破ったのは阿部ちゃんやった

ふにゃっと顔を歪めて

緑｢まあ、康二が嬉しそうだからこれ以上は口出しはしないけど｣

無意識に握りしめていたらしいスマホを
指さしながら言った

本当に無意識やった

緑｢康二が悲しくなったりするのは嫌だ。だから何かあったらすぐ相談して？｣

阿部ちゃんは微笑みながら頭を撫でてくれた

『阿部ちゃん！ありがとう！！』

やっぱり阿部ちゃんは優しい

それに心強い

昼休みになりスマホを開いた

ラインを開くと蓮くんから

［屋上でお昼一緒に食べない？］

と入っていた

蓮くんからの初めてのライン

絵文字もないぶっきらぼうな文だけど、すごく嬉しかった

『あの、阿部ちゃん？』

緑｢ん？なあに｣

『蓮くんからお昼のお誘いがあってな？
行ってきてもええ？』

緑｢うん、良いよ。帰ってきてからお話聞かせてね？｣

『ありがとう！阿部ちゃん！』

俺は自分のお弁当を持って急いで屋上に向かった

＿＿＿＿＿

うーたんです。

この作品を目にとめていただきありがとうございます
この作品への評価、お気に入り登録、沢山の方にして頂いて感謝の気持ちでいっぱいです

自粛期間が終わりまして、学校やお仕事が再開された方が多いかと思います
私もその1人です
なので格段に更新頻度が下がると思われます。現に更新できていないので、、、
この作品は、おうち時間を楽しいものに出来たらと思い始めたものです
なので、おうち時間が減ってしまった今この作品を続けていくのか迷っていましたが、中々更新されないこの作品にお気に入り登録してくださっている方がいて嬉しく思いました。なので、お気に入り登録をしてくださっている方達のためにも完結させることを決めました。

更新頻度は不定期ですが、必ず完結させますので
お付き合いの方よろしくお願いします。

書き続けようと思えたのは読んでくださっている皆さんが居るおかげです

改めてありがとうございます！

長くなりましたが、これからも"嘘つき"をよろしくお願いします

うーたん。