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【サンプルボイス】
一人称・私
二人称・あなた、キミ

「はじめまして。私はこのレオー・ルーフス寮の監督生を務めているタチアナ・イヴァーノヴナ・ヴェールユシティナだよ!気軽にターニャって呼んでね。むしろそう呼んで欲しいというか、呼ばれると尊さで逝けるというか……あぁ!なんでもないよ!!気にしないで〜!」

「ふうん、〇〇くんって、意外と優しいんだ。……え、好き。推しちゃう。いや、でも私にはもう▲▲さんも、■■ちゃんもいるし──」

「あ"っ、魔法使いさんたちがたくさん!!夢かな、夢だよね。現実にこんな場所があったら尊死する()の屍で山ができあがっちゃうよね。しゅきぃぃ……」

「今年の新入生ちゃんたちもかっわいい〜!!うー、どこを見ても良い!こんなかわい子ちゃんたちの先輩だなんて最ッ高!」

「いけない……!このままじゃ、来年も監督生にしてもらえるかわかんないよ。私、ひとり部屋じゃないと皆を怖がらせちゃうのに!どうしよう。先生に直談判しようかな!?」

「ふぅ。たまには紅茶でのんびりするのも大切だよね。少しぐらい落ち着いた行動をしないと、家名に傷がついちゃう……私のせいで皆に恥をかかせちゃダメ!」

「お菓子です!どうぞ。いつもお世話になっていますから!安心してください。ちゃーんとおいしいですよ?こう見えても、しっかり分量計って丁寧に作ってるんですもん」

「うう、またお店で下級生と勘違いされちゃった……。もう4年生になったのに、なんでちっとも身長伸びないんだろ……。牛乳だってたくさん飲んでるし、夜だって……まあまあ早く寝てるのに〜!」

「私は魔法使いさんが大好き!……だから、魔法使いさんたちのために魔術師やヘルメスを絶対に滅ぼしたい。横暴だ、って思われるかもしれないけど……好きな人に傷ついてほしくない、何も失ってほしくないって思うのは、いけないことじゃないよね?」

「リカ、私はね、キミとおんなじだよ。強い力を持つために生まれてきた。……そう、まるでサラブレッドみたいに」

「なんで私が監督生なんだ、って思うのは自然なことだよ。他の方たちと比べたら私は──ちょっと違ってると思うから。レオー・ルーフス寮は上下関係や年功序列も大事にしてるけど、まだまだ私は年下だし……。でも、私はこの決闘で証明するよ。どうして“タチアナ・イヴァーノヴナ・ヴェールユシティナ”が監督生になれたのか、その真髄を」

 
 

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作者名:野々花絢萌 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2024年9月30日 20時

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