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【性格】
素直で嘘が吐けない性格。
好奇心が旺盛なので、面白そうなものにはすぐに興味を抱く。
なんでもかんでも見聞きした通りに飲み込んでしまうところがあり、物事の裏などを読み解くような真似は不可能。
純血の魔法使いの貴族の娘だが高圧的なイメージに反して学校の魔法使いには誰でも真心から分け隔てなく対応する、どうしてもそう対応せざるを得ない理由がある。

意思は博愛主義、自身も知らぬ思考の根底では純血主義の片鱗がある。
自分がされたら嫌なことを他人にだってしてはいけないと思っている。
一族はほとんどの人間(無論父母も)が純血主義のため、タチアナも気付かぬ内に差別的な感情を抱いている場合が。それは本人の人格などとは関係なく、周りの人物たちの思想に影響された一種の洗脳のようなもの。

魔法使いが大好きで、彼らをいつぞやの一般界の言葉を引用して「推し」と呼び崇める。この場合の魔法使いは狭義の意味で使用される。
学校の人々に平等に接するのも魔法使いが好きすぎるから。
推し(=魔法使いたち)が世界の全て、それ以外がどうにかなっても幸せそうな推しさえ見ればなんとかなる気がするし、実際なんとかしてしまう末恐ろしい行動力を持ったポジティブガール。
たとえ単位が危うかろうが、課題に追われて瀕死寸前であろうが、推しの存在(会話や足音)を感知すればあっというまにやる気100%に。
さすがに本当に体力の限界が訪れると声も音もたてず静かに倒れる。
「私は壁なの!認知するとかじゃなくて、空気みたいに当たり前に存在するものなの!!」
を信条としているが、魔法使いたちが視界に入るだけで鼓動が速まったり、手や足が気付かぬうちに震えたり、特に好きな魔法使いとすれ違ったときなどは感激のあまり目から滝のように涙が流れてきたり、と明らかに不審な振る舞いをするので壁というには不自然すぎ、普通に目立ってしまっている。
なんだかんだ仲良くなってもらえるのは嬉しいらしく、話しかけたときに対応してもらえたり、話しかけられたりすると、とても喜んで気さくに接するため、前述のまっすぐさと愛想の良さで他学年、他寮の学生からも支持を受け、好かれている。
たまに欲望が顔を覗かせたり、少々落ち着きがなかったりするのはご愛嬌。

かなりの限界オタクぶりだが、これでも貴族の生まれのため、そのお花畑な頭の片隅には日常の礼儀作法から家訓までみっちり詰め込まれている。
 
 
 

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作者名:野々花絢萌 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2024年9月30日 20時

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