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7 授業風景(兄松の場合) ページ9

3-A

キーンコーンカーンコーン

side.チョロ松

チョロ「これから、1時間目の英語を始めます。礼。」

生徒「お願いします。」

先生「はいじゃあ今日は…って、松野おそ松はどうした?知ってるか?松野カラ松、松野チョロ松。」

チョロ「おい、カラ松。知ってる?」(小声)

カラ「俺は知らないぞ。また、サボってるんじゃないか?」(小声)

チッ。またかよ。めんどくせぇ。

先生「ん?知らないか?」

チョロ「先生、5分で連れ戻してきます。」

先生「えっ?はっ?」

僕は、ダッシュして、クソ長男がいっつもサボっているであろう場所へ向かった。

side.おそ松

おそ「いや〜、屋上はやっぱり気持ちいいねぇ〜」

ガタッ

チョロ「おそ松兄さん!」

何か音がしたと思ったら、チョロ松が入ってきた。

おそ「お〜チョロ松。どーしたー?」

チョロ「どーしたー?じゃねぇよ!授業はサボるなっていつも言ってるだろ!」

おそ「えー、だって、めんどくさいんだもん。」

チョロ「お前が"もん"をつけるな。キモいわ。」

おそ「えぇ〜チョロちゃんひっどーい。」

チョロ「んじゃあ、テスト期間になっても僕らに泣きつくなよ。」

え"、それはまずい!

おそ「えー!それじゃあ留年じゃん!」

チョロ「したくないなら、出ろ。」

おそ「へーへー。」

と、俺は留年はしたくなかったので、渋々受けに行った。

side.カラ松

今は9時4分。もうすぐ5分たつ。

ガラッ

チョロ「連れ戻してきました。」

9時5分。宣言通り、おそ松を5分で連れ戻してきた。さすが、兄弟一足が速いだけあるな。

カラ「おそ松。授業くらい出なきゃいけないじゃないか。」

おそ「今受けてるからいーのー。」

チョロ「始めから受けろってことだよ!」

おそ「へーへー。」

先生「ま、まぁ、松野おそ松も戻ってきたことだし、再開するぞ。今日は本文を読んで、日本語に訳してもらうぞー。」

〜40分後〜

キーンコーンカーンコーン

先生「今日のところは終わりだ。日直、号令。」

チョロ「これで、1時間目の英語を終わります。礼。」

生徒「ありがとうございました。」

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作者名:ゆーか | 作成日時:2018年1月25日 20時

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