リーライ千秋楽 ページ4
パチパチパチ……
鳴り止まない拍手の中、席を後にして私は関係者入口からみんながいる控え室まで走った。
『皆さん!お疲れ様でした!』
「おおー、柿原ちゃん!昼に続けてみてくれたのね、ありがとう〜」
『すごい素敵な朗読でした!凄いなぁって…やっぱりデビューが私の方が先とはいえきちんとお仕事してきたSparQlewの皆もそうだし、ほかの皆さんもさすがベテランだなぁって!ゲストの皆さんも凄かったです……!』
「…ふふ、柿原ちゃんにそう言って貰えて嬉しいよ。僕も。アソシエイトプロデューサーとしてもやりがいがあるからね。来年こそ、一緒に出ようね!」
『はい!』
ギュッ
「ね〜おれはぁ〜?昼の部どうだった〜?」
『わっ、社長!んも〜急に抱きつくのやめてくださいって前から言ってるでしょ〜』
「ごめんごめん〜で?どうだった?俺の三郎。ウィングより頑張った自信はあるんだけど」
「えっ俺より頑張ってるって!?!?」
『まぁ〜どっちも良かったですよ。でも、個人的には柿原さんの三郎が一番かな〜〜!ごめんなさいウィングさん笑笑』
「よっしゃ!ウィングに勝った!」
「負けた〜って僕たちなんか勝負してたっけ?笑笑」
「あー!柿原の嫁じゃん!」
「Aちゃんじゃ〜ん!」
『ゲッ…のじけんさんじゃん……あっ小野さん!!!』
「最早「柿原の嫁じゃん」には突っ込まなくなったのね笑笑てか柿原ちゃんよぉ〜!ゲッて何ですか〜」
『ちょっと何言ってるか分かんないです』
「てか柿原くん、今日もAちゃんに抱きついてるね笑」
「ん〜A〜」
『あー、今うちの社長、何故か定期的にくる甘えた期なんですよね。だから今日も何故か私のベット入ってたし』
「えっ、一回りも下の女の子のベット入ってるの……?柿原くん大丈夫……????もしかしてそういう趣味……?」
「違いますって!笑笑小野さん変な考え持たないでください!!笑笑 俺もうこいつの世話疲れた〜」
『え、社長そんなこと言うんです…?INTENTIONの引き抜き応えちゃいますよ……?』
「ちょっ待って待ってA!ごめん嘘だからすずさんとこ行かないで〜」
「…これで付き合ってもすらいないとか頭おかしいよね、」
「ちなみに去年のVERSUSの時さ、個人の楽屋以外に俺と浪川とカッキーで同じ楽屋も用意されてたんだけど、そこにAが来ててさ、そこでもずーっとイチャイチャしてたんだぜ?」
「「え……」」
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悠夏(プロフ) - 莉緒さん» コメントありがとうございます!あっ確かにそうでしたかもしれないです……笑Kiramune履修したてなので呼び方あまり分かってなかったので(おい)ありがたいです〜! (2019年11月28日 22時) (レス) id: 24a27a533e (このIDを非表示/違反報告)
莉緒(プロフ) - このお話好きです!でものぶかっきーのことカッキーさんって呼んでる気がします‥参考までに! (2019年11月28日 19時) (レス) id: 23534095ea (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - 悠夏さん» まじすきぃぃ (2019年11月16日 16時) (レス) id: 440dc97688 (このIDを非表示/違反報告)
悠夏(プロフ) - りっかさん» ありがとう笑笑 (2019年11月16日 9時) (レス) id: 24a27a533e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - 悠夏さん» さいこう (2019年11月16日 1時) (レス) id: 440dc97688 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠夏 | 作成日時:2019年11月4日 16時