Zynchro所属、女の方の柿原。

帰宅 ページ15

「じゃ、俺荷物置いたらそっち行くから。」
『はーい』




ガチャ、と鍵を開け扉を開ける。





『ふぅ〜』





疲れたなぁ。今日は午前中だけだったけど(午後はほとんど寝てたけど)。

最近たくさんお仕事をさせて貰えるようになった。
その分ファンも増えてはいるがアンチもそこそこ。




最近は事務所にそういう私に対するアンチ的な手紙が増えてきたと管理している溝口さんが言っていた。それを伝えられた時、私は絶対社長に言うな、と釘を指したため柿原さんはこのことを知らない。それでいいのだ。








…それにしても、今日は柿原さん来るの遅いな。
帰宅したらすぐこっち来るのに。





時計を見ると既に5分が経過している。








どうしたのかな。





ガチャ






「ごめんごめん〜遅くなった！」
『いやいや、大丈夫です笑 なんかあったんですか？』





「なんか溝口から電話あってさ、ちょっとね。」






『あぁ、溝口さんですか。あの人最近忙しそうですよね。』

「そうなんだよな〜最近俺が事務所行ってもそこまで居ねぇのさ。そろそろ有給とってもいいと思うんだけどな〜」




取らせようかな、と柿原さんはつぶやく。




『まぁ、それは本人次第ですよね笑 あのひと仕事好きだし。ちょっと引きますけどね笑』
「まぁな笑」



『あ、ご飯朝作っておいたのですぐ食べれますよ。すぐ食べます？お風呂入ってからにします？』


「んあー、すぐ食べよっかな。」
『了解です。あっためますね〜』






「おー、あ、そうだ明日お前何時起き？ 明日から俺とウィングとロケだろ。」
『えー、7時集合ですよね？ならまだ準備してないし一応5時半とかですかね。』
「おっけー、じゃあ今日俺こっちで寝るわ。」
『はーい。布団出てるんで勝手に敷いといてください。』









．





※柿原さんは主人公が朝苦手なため早起きの場合主人公の家のリビングで寝てくれて次の日起こしてくれます。(※柿原さんが起こしてくれないと寝坊します)

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