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伝説の騎士団の実力とゴウセルの指示 ページ2

「諦める必要はねぇぜ、みんな……。〈七つの大罪〉がいる限りな!!」

 メリオダスがそう告げると同時にヘンドリクセンが腕を上げる。が、ゴキゴキと痛そうな音と共に彼の腕がダラーンと垂れた。その隙を突いてメリオダスがヘンドリクセンをぶん殴り、宙に浮いた所をディアンヌが神器で吹っ飛ばす

「……っ」

 崖に激突したヘンドリクセンは、翼を広げてキングに突進する。が、逆にキングの神器で地面に突き落とされる

「すごい……!」

「あの化け物を相手に互角…いいや、それ以上に渡り合っている……!!」

「これが、伝説の騎士団の力!!」

「メリオダス…様……!」

「大丈夫。エリザベスと菫のおかげで底をついてた体力も元に戻った……。後はオレたちに任せてお前らはホークについてやってくれ……」

 メリオダスに優しげな表情と声でそう言われた私たちは、顔を見合わせて頷いた

「ホークちゃん…ずっと…側にいるからね……」

 そっとホークちゃんに触れると余計にホークちゃんの死を実感する

 ユーリは…死者を生き返らせることはしないって言っていたわ。死者を生き返らせることは自然の理ではないからしない、って。でも、方法がない訳ではないとも言っていた。つまり…探せば死者を生き返らせることもできる、ってこと……?

「腕をもいでやったつもりだが、肩を外すのが関の山とは…あの装甲の硬さは厄介すぎだろ〜♪」

 バンの声で顔を上げた私は、宙に浮くヘンドリクセンを見て少しだけ驚く

 圧倒していたように見えた〈七つの大罪〉の攻撃でも殆どダメージを与えられていないなんて……

「まだ希望はある」

「あン?」

 メリオダスの言葉にバンだけでなく、ディアンヌとキングも不思議そうな顔をする

「ゴウセル、あれをやる!全員に伝達を頼む」

「団長…ゴウセルは、もう_______……」

〔メガネメガネ〕

「わ〜〜〜!?」

「生きてるよ!!?」

 首を吹っ飛ばされたはずのゴウセルは、自身の首を持ちながらメガネを探している。中々にシュールな絵面だ

〔よし、了解だ、団長〕

「キ…キミは一体何者?」

 キュピーン、とキメ顔を披露したゴウセルにツッコんだキングに思わず頷いてしまった私は決して悪くない。ええ、断じて

〔"光矢伝達(ブロードキャスト),,〕

 ゴウセルから放たれた光の矢が私たちの頭を貫き、私は頭に流れ込んできたゴウセルの指示に思わず目を見開いた

メリオダスの作戦→←注意事項



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pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» 返信ありがとうございます。また何かありましたらお教え頂けますと幸いです (2021年7月4日 20時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ありがとうございます!今読みました。これからも面白い小説頑張ってください!応援してます! (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。今、消しましたのでご覧頂けると幸いです (2021年7月4日 19時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 国王陛下の帰還が同じセリフがあります (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アストライアー | 作成日時:2021年7月3日 22時

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