〜少女の正体〜 ページ15
「うー……ってあれ？生きてる？」
痛みと死を覚悟した私だったが覚悟した痛みが襲ってこないことを不思議に思い目を開けると、己の体は女の子と共にメリオダス様に抱き抱えられていた
「ご、ごめんなさい……！」
慌ててメリオダス様から下りた私は、視界の端に映った鎧の大男が告げた言葉に軽く首を傾げた
「お前たち、何を勝手に生きておる！！？儂の死亡決定を変更するでないわ！！」
「地味に酷くないかな、それ？」
私の言葉に同意するように足元にいるホークちゃんが激しく頷いた
「まあ良い……。して、誰が〈七つの大罪〉と思しき人物なんじゃ？誰も手配書とは似とらんようじゃが……？」
顎に手を当てて軽く唸る聖騎士見習いさん。しかし女の子の耳飾りが陽の光に反射して光ると見習いさんは大きく目を見開いた
「ほう…これは儂も運がいい！！その耳飾りの紋章は王家のものだ。つまり御身は＿＿＿＿＿＿＿決定！！エリザベス王女！！」
「王女様！！？」
「エリザベス…王女？」
「エリザベス王女っつったら、この国の第三王女様じゃねーか！？」
「御身には王国から捜索指令が出ておりましてな。逃げよう、などとは思わんことですぞ？生きたまま捕らえよとの命ではありますが＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿…事故死ならば致し方ないでしょうなぁ？」
嘘でしょう！？仮にも聖騎士見習いなのに、国の王女様を殺す気マンマンなんてありえない……！というか…騎士って一応国と王家に忠誠を誓うんじゃ……
「行くぞ！！」
メリオダス様の言葉と同時にエリザベス王女が森に向かって走り出す。それに倣って私も森に向かって走る
「私はまだ捕まる訳には…諦める訳にはいきません！！」
「おお…決定ーっ！！事故死っ！！」
聖騎士見習いさんが放った衝撃波が私たち諸共消そうと襲いかかる。後ろから覆い被さるように押し倒された私は、重力に従い地面に倒れた
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鈴 - 名前固定ならそう書いていた方がいいと思います。気にはなりましたが名前固定だと読む気失せる人もいるので。 (3月8日 7時) (
レス) id: 8354ac6e82 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 天乃みなさん» 追記です。ユーリという名前にも一応理由があるのでそのようにしています。…いつ明かすかはまだ決まっていませんが (2021年9月29日 20時) (レス) id: 36cb2cfed7 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 天乃みなさん» はい。名前を変えたら私がちょっと分からなくなるので……。ご不快でしたら申し訳ありません (2021年9月29日 20時) (レス) id: 36cb2cfed7 (このIDを非表示/違反報告)
天乃みな(プロフ) - これって名前固定なんですか？ (2021年9月29日 20時) (レス) id: ec35f73fd4 (このIDを非表示/違反報告)
yuu11da(プロフ) - オリジナルフラグは取れているでしょうか？もし、宜しければご意見をお聞かせ下さい (2021年5月25日 18時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストライアー | 作成日時：2021年5月25日 18時
