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【亜嵐です！】
【玲於】
【メンディーです！Aちゃん久しぶり！】
【裕太です！登録よろしく！】
【龍友です】
【涼太だよ！】
【小森です】
結局あの後は穏やかに会話を楽しんで解散。
亜嵐くんに招待されたLINEグループに参加してから寝ると、朝には全員から挨拶がきていた。
”小森です”か…。
一番最後、しかも明らかに余所余所しい挨拶を見ると…やっぱり堪える。
【グループに招待されたと思ったらAちゃんいるからびっくりしたよ！】
【あいつらに連絡先教えたんだな】
グループとは別に、涼太くんと龍友兄はそれぞれ私に個人メッセージを飛ばしてくれていた。
【昨日亜嵐くんに連絡先聞かれちゃって…流石に断れないしね】
ふたりに同じ文章を返す。
それから、龍友兄にはもうひとつ。
【私、GENERATIONSのみんなにはSHINOのこと、言おうと思って。ドラマの撮影が終わったら…みんなとちゃんと話つけるよ】
誰かに言っておかないと、また先延ばしにしそうだから。
『……よし』
気持ちを入れ替えて、撮影へ向かう。
「あ、おはようAちゃん」
『おはようございます。岩田さん、早いですね』
今日は岩田さんと一緒に雑誌の撮影。
静止画の被写体になることなんてなかったから、勝手がわからないけど…岩田さんがいるだけで何とかなりそうな気がする。
龍友兄とはまた違う安心感というか、本当に上の兄弟がいたらこんなかんじだろうな、みたいな。
…これは、櫻庭奈々の感情？
「ん…？どうかした？」
『あ、いえ…』
…最近また、自分と役の境界が曖昧になった気がする。
自覚できるようになっただけ成長してるとは思うけど。
演じることは楽しいのに、同時に恐怖も覚える。
自分が、わからない。
他の誰かになって、別の人生を歩んで。
そのまま帰り道を見失ってしまったような。
”今”の私は、誰？
「Aちゃん？」
心配して顔を覗き込んでくる岩田さんに、私は苦笑いを返すことしかできなかった。
岩田さんの目には、私はどう映っているんだろう。
篠宮Aと櫻庭奈々。
それとも…まだ、外崎律？
「篠宮さん、メイク始めまーす」
『あ、はい！』
…今は、仕事。
声のほうへ足を踏み出すと、後ろから頭にぽんと手が乗せられた。
ほんの一瞬だったけど、それは私の不安を和らげてくれるには十分で。
…言葉はなくても、岩田さんには助けられてばかりだ。
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ゆと(プロフ) - みさっこさん» 返信が大変遅れて申し訳ないです。作品が好きと言っていただけて本当に嬉しいです！更新は遅いですが引き続き応援していただけると嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2015年8月29日 19時) (
レス) id: c51140edff (このIDを非表示/違反報告)
みさっこ - すみません、横からですが、、、笑 ゆとさんの作品とても好きです♪ゆっくりでいいので、頑張ってください。更新たのしみにしています。 (2015年7月14日 1時) (レス) id: f7a4edcd84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆと(プロフ) - すばるさん» お久しぶりです！コメントありがとうございます。書きたいことはたくさんあるんですが自分の納得のいく出来にならなくて…毎回おまたせしてしまってごめんなさい！これからも遅めの更新になってしまうとは思いますが、お付き合いよろしくお願いします。 (2015年5月21日 21時) (レス) id: 05ad7016c2 (このIDを非表示/違反報告)
すばる - ゆとさん» お久しぶりです。小説を書くことは色々と大変ですよね…。ゆっくりでいいので、頑張ってください！応援してます。 (2015年5月20日 17時) (レス) id: 818dd67184 (このIDを非表示/違反報告)
ゆと(プロフ) - ぽにょ太さん» 返信遅れてしまってごめんなさい！ずっと読んでくださってるんですね！嬉しいです。本当にゆっくりですが少しずつ更新していきますので今後の展開を予想しながら待っていただけたら嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2015年5月19日 20時) (レス) id: 05ad7016c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆと | 作成日時：2015年3月2日 14時
