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*
優斗「 やっとAの匂いになった … 」
『 んん … くすぐったいよ 』
首元に埋められる優斗の顔 。
優斗の髪が肌に触れると
くすぐったくて離れるように言う
優斗「 … 離れないよ 」
『 んー？本当にくすぐったいから 』
優斗「 離れないで？」
小さな声で言った言葉はあまり聞こえなかったけど
聞き返す間もなく 、首元に彼の唇が触れた 。
優斗「 風呂行って来るわ 」
『 うん … あ！待って！』
部屋を出ようとする優斗 。
まだ謝っていないことを思い出して立ち上がり
呼び止めるとくすぐったくて体を捩っていたからか
巻いていたバスタオルがバサっと下に落ちた 。
『 わっ … 』
優斗「 あれ？今日 、大胆だね？」
何度も見られているはずだけど
明るい所でダイレクトに見られるのは恥ずかしくて
急いでバスタオルを拾った 。
優斗「 謝らなくていいよ 」
『 え？』
優斗「 怒ってないから 」
そう言うとニヤっとする彼 。
優斗「 今のサービスに免じて許すから 。ね？」
『 っ …… もう！』
優斗「 見ていたいけど … ほら 、早く服着て 」
風邪引いたりでもしたらコート借りた意味ないでしょ
と笑って部屋を出てはお風呂に行った 。
私は恥ずかしさが残りながらも服を着て
ドレッサーの前に座る 。
『 … あ 、やっぱり 』
鏡に映る私の首元に赤い印 。
こんな見えやすい位置につけるなんて
優斗にしては珍しいから少し驚いている 。
『 伸びたラーメン … 』
ふと 、ミイちゃんの言った言葉が頭を過ぎった 。
この印を付け続けられるうちは
女としての価値があるということなのかな …
わからないけれど
もしそうなのだとしたらまだ私は伸びる前のラーメン
『 消えないで 』
鏡に映る私の口がそう動いた 。
指先でゆっくりと印を撫でると
優斗からの愛を感じた気がした 。
この印が嫉妬や独占欲に塗れたモノだとも知らずに …
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えとら(プロフ) - 最後まで読んで「タイトルにもそんな意味が！」と思わず拍手しました（笑）メールの返信タイトルぽかったから深い！初恋に執着していたゆうぴの粘り勝ち...面白かったです！ (2019年2月16日 12時) (
レス) id: 885f62da6a (このIDを非表示/違反報告)
高 橋 り な(プロフ) - 今まで見てきた中で一番面白かったです!! (2019年2月15日 20時) (レス) id: 0c9dbd34fa (このIDを非表示/違反報告)
あー - なんとなくわかっちゃったんですが、スリル満点で、すごく面白いです笑更新頑張ってください！ (2019年1月12日 2時) (レス) id: 5bbf37ae17 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 初めてコメントします！続きが気になって何回も読み返してます(笑)また更新されるのを楽しみに待っています！ (2019年1月5日 2時) (レス) id: 6e06a15030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2018年10月2日 8時
