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三ツ谷side ページ8

妹達を寝かしてから家を出たら少し遅くなってしまった

愛車のインパルスを走らせ
パーちんやペーやんと待ち合わせしている
コンビニに着けば
2人は何故か何もない通りを見て棒立ちしていた

三ツ谷「わりー。遅くなった」

声をかければ2人が微妙な表情で振り返り
自分達のバイクに跨った

三ツ谷「2人ともどうした?」

何かおかしい2人に声をかける

パーちん「いや、今神楽坂がいたんだけどよ」

何気なく言われた言葉にだったが
バイクを出そうとしていた三ツ谷の動きが止まる

三ツ谷「あ?こんな時間にか?」

ペーやん「1人で大きな買い物袋持ってな。カップ麺大量に買い込んでたぜ」

三ツ谷「まさか1人で帰したんじゃねーだろうな?」

パーちん「止めたんだけどよ。スゲェスピードで走って行っちまいやがってよ」

三ツ谷「バイク乗ってんだろーが、お前ら」

2人の言い分にため息が出る

まぁ大丈夫だとは思うが
知ったからには無視出来ねぇ

三ツ谷「どっちに行った?」

ペーやん「あっちだ」

三ツ谷「お前ら、先に行ってろ。ちょっと見回ってから行くからよ」

ペーやんが指さしたほうにバイクを走らせ
周囲を注意深く見渡しながら進む

しばらく行けば2人のチンピラに絡まれる女性を見つけた
良く見れば知らない女性だが
嫌がっている女性をそのままにはしておけない

声をかければチンピラが喧嘩を売って来たため
素早くチンピラを片付けて女性に注意を促す

その後も不良の小競り合いや喧嘩を見つけたが
それは勝手にやるだろうと無視を決め込んだ

自分の家付近まで戻ってきた時には
そろそろ集会ギリギリの時間

戻るかと方向転換した所で
カンカンカンとアパートの階段を上る
目的の人物を見つけた

知らず知らずホッとして
部屋の中に入るまで見守り
そして集会場所である武蔵神社へと向かった






翌朝あくびを噛みしめながら
マナとルナ、ついでに自分のお弁当を作る

今日はマナとルナが遠足に行く日だ

いつもより早めに起きて
妹たちの準備をする

自然と自分が家を出る時間も早くなり
学校に着いた頃には
チラホラと登校者がいる時間帯

三ツ谷「あ?」

何気なく見れば神楽坂の靴がある
だが教室にアイツの姿はなかった

どこにいった…?

校内を何気なく見てまわるが見つからない

後はここしか…

最後に屋上に出るが彼女はいなかった
諦めて戻ろうと振り返れば
何となく目に止まったハシゴ

まさかな…と思いながら登れば
そこには目をつぶり横たわった彼女がいた

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くらら(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます (2022年6月12日 13時) (レス) id: 10f98cb4da (このIDを非表示/違反報告)
- 三ツ矢ではなく三ツ谷です…。作品自体は面白いので少し勿体ないような気がしました🙇‍♀️💦 (2022年6月12日 12時) (レス) @page5 id: 645db5c9a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらら | 作成日時:2022年5月30日 3時

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