血のハロウィン ページ7
同盟結成後
A、武道、千冬の3人は何度か集まり
お互いの情報を共有していた
Aは情報収集能力に長けた友人に協力を依頼
情報収集のノウハウを叩き込んでもらいつつ
情報収集を手伝ってもらったが
その情報で立てた対策もなかなか思うように進まず
稀咲を追い出すことは出来ずにいた
それと同時進行で
3人ともそれぞれ場地の説得を試みていたが撃沈
Aに至っては会ってすら貰えない始末
バルハラとの抗争を控えた今日
抗争前に場地を取り戻すのは無理だと
薄々全員が感じていた
だけど武道の説得の甲斐あり
マイキーの心を動かすことに成功した
あの様子であれば
この抗争の後
また場地が東卍に戻って来るかもしれない
そんな希望を胸に
武道と千冬は抗争へ向かおうとしていた
A「私は一緒には行けないけど、2人とも気をつけてね。何かあれば連絡して。多分いてもたってもいられなくて近場にいると思うから」
そう話がまとまりかけた時、Aの携帯が鳴った…
A「あれ…隆…？」
抗争直前のこのタイミングで電話…？
不思議に思いながらも電話にでると
携帯の向こう側からけたたましい程の泣き声が聞こえてきた
それは携帯に耳を当てなくても聞こえるほどで
Aはもちろん
武道と千冬ですら驚きと混乱で顔を顰めた
A「え…ちょ…。隆…？なに？どうしたの？」
電話口から聞こえる三ツ谷の声は珍しく狼狽えた様子
千冬「どうしたんすか…？まさか三ツ谷君、修羅場ですか？」
武道「いやいやいや。千冬！？何言ってんだよ。三ツ谷君に限ってそんな訳…」
2人がそう騒ぐ中
Aは1人電話口の声に耳を傾けていた
…修羅場っていうか…これは……
A「隆、もしかしてルナ・マナちゃんが泣いてる？」
隆『あぁ、もうギャン泣きで。とりあえずA、今から家に来れるか？』
一瞬場地の事がAの頭を過ぎったが
直ぐに気を取り直す
A「…うん。大丈夫。ちょっと待ってて」
そう言って電話を切ったAが
慌てて三ツ谷の家へ行き
玄関のドアを開けると
疲れきった隆が必死に妹達をなだめているところだった
隆「おい、頼むよ。兄ちゃんこれから大事な友達の為に戦いに行かなきゃならねぇんだよ」
ルナ「いやぁぁあぁぁぁ！ルナそんなの知らないもん！！！」
マナ「うわぁぁぁあぁ！あぁぁぁー！」
三ツ谷の必死の説得も虚しく
ルナとマナは癇癪を起こしたように泣き
三ツ谷を離さまいとしっかりしがみついている
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くらら(プロフ) - 金成さん、りんごさん。お知らせありがとうございます。外したつもりになっていたようです。対応致しました。 (2023年2月28日 23時) (
レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 他の方も言ってますが､オリ‘フラ立ってますよ！ルール違反になるので､外したほうがいいですよ！ (2023年2月28日 17時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ (2023年2月26日 21時) (レス) id: dca7301a32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2023年2月25日 3時
