運命の日3 ページ21
蹴りあげた直後
アパートの階段を駆け下り
振り返らずに全力で道を走り続ける
2発とも手応えのある攻撃が入った
だが結局不意打ちで
しかも女である私の軽い攻撃
予想した通り
2人組の男は怒声を上げて
Aを追いかけて来た
なるべく三ツ谷君の家から離れるように逃げ
追いつかれないように
でも男達を巻かないように走る
途中でダミー人形を捨て
そこからはモノをぶつけたり崩して
挑発するのを忘れない
男1「待てや！クッソ！！」
A「意外と難しい...。てかいつまでやればいいの...」
息を切らしながら走り
さっきまでいたはずの男が1人足りない事に気付く
しまった...！
挑発し続けて怒らせてきたから
絶対に追いかけてきてると思ってたのに
少し広めな道に出て男を探すAの背後から
1人の男が走り寄りバットを振り降ろす
気づいた時には頭に強い衝撃を受け
Aはその場で気を失った
ーーーーーーーーーーー
ペーやんがメビウスの残党とつるんで
ドラケン狩りをすると聞きつけ
急いで駆けつけた駐車場
結局メビウスの残党共と抗争が始まり
刺されたドラケンは武道が運んで行った
三ツ谷「あー、しんどっ」
敵味方のほとんどが倒れ
動ける奴も戦意喪失している中
三ツ谷は座って一息ついた
最後までマイキーと対峙していた半間が
仲間と共にバイクで去って
そろそろ場の収集に動き出そうとした時
緊迫した女の声が響き渡った
ヒナ「三ツ谷さん！妹さんとAさんが襲われたかもしれないって武道君が！？」
ヒナの言葉に緩みかかっていた場の空気が緊張し
三ツ谷は連絡を取ろうと携帯を開く
携帯にはおびただしい不在着信の数
その全てがAからの携帯で
直ぐに電話をかけ直す
ワンコールもしないうちに電話が繋がり
電話の向こうからはルナの声
ルナ『お兄ちゃん...』
声を聞いた瞬間走り出し愛機に飛び乗る
居場所だけを確認し三ツ谷は家にバイクを走らせた
バイクをアパートの前に乗り捨て
階段をかけ上がれば
最初に目に飛び込んできたのは
開け放たれたままの玄関ドア
靴を乱暴に脱ぎ捨て部屋に飛び込んだ三ツ谷は
押し入れの中身を引っ張り出し天井板を外す
中には
表情を強ばらせた妹達が
グッと涙を堪えた顔でジッとしていた
三ツ谷「2人とも偉かったな...」
堪えきれず号泣する妹達を抱きしめながら
各所に電話をかける
最初に来たのは八戒で
号泣するルナとマナを前に狼狽えていた
三ツ谷「八戒、お守りの場所は？」
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ち - 夢中で読んじゃいました！伏線の回収がすごい気がします！ストーリー性がはんぱないです！ (12月19日 22時) (
レス) @page28 id: 8589ec936d (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - れなさん» 最高に嬉しいコメントありがとうございます。自分なりに文章を試行錯誤中なので今後も書き方が変わっていくかもですが頑張って更新していきますね (2023年2月3日 14時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高に好きです、、文才天才すぎます、、良ければ更新してもらえると嬉しいです！！完結までついていかせてください！！ (2023年2月2日 19時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - 麗さん» コメント+ご指摘ありがとうございます。読み返しているつもりなんですがやはりチェックミスが度々あってすみません。修正しましたので、また変換間違いがありましたら教えていただけると助かります。m(_ _)m (2023年1月26日 6時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 初めまして、一気読み最中です。 なんだか細かい所を初コメでお伝えしてしまうのが大変申し訳ないのですが素敵な物語な分勿体無いなと思うのでお伝えさせていただきますね。35ページの希咲と半間が~の所、稀咲ではないでしょうか？ (2023年1月25日 22時) (レス) @page35 id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2022年11月11日 3時
