邂逅 ページ3
いつもよりピリピリとしていて
緊張感のある集会
Aとエマはその集会に参加しつつ
いつものように雑談をしていた
エマ「もぉ〜、心配したんだから。いきなりAさんが行方不明だって連絡があって」
A「ごめんね。本当に」
エマ「もう良いけど。あ、そうだ。これマイキーが渡しとけって」
エマから手渡されたのは
ちょっと古いお守り袋
エマ「万が一のお守りだって。私も渡されて。こんなのあったってねぇ〜」
A「まぁ持ってろって言うなら持ってようか」
2人で笑いあっていると
少し遠くからエマを呼ぶドラケンの声が聞こえた
集会前に呼ばれる事なんてないのにと
不思議に思いながらエマと一緒に近づくと
そこにはマイキー、ドラケン、三ツ谷
そして初めて見る男の子と女の子がいた
ドラケン「エマ！この子タケミッチのヨメだからしっかり守っとけ」
エマ「りょ〜か〜い」
そこでやっと武道とエマはお互いに
見たことのある顔にハッと気がついた
エマ「あ、よっ！意気地なし君」
1人笑顔のエマとは変わって
その場の雰囲気がピシッと固まる
ヒナ「武道君、どういうこと？」
ドラケン「あ？お前ら知り合いなの？」
A「エマちゃん、まさか...」
状況は修羅場1歩手前
エマ「エマの下着姿見たのに逃げ出した意気地なし君」
A「エマちゃん、お願い、黙って！？」
カップルの前で突然浮気をバクろする様な発言に
ヒナちゃんがキレ
狼狽える武道をボコボコにする
その鬼気迫る勢いに
呆れ顔の三ツ谷とAはもちろん
ドラケンの怒りは霧散していき
面白がっていたエマですら同情している
もう知らない！と
怒って立ち去るヒナを見送っていると
三ツ谷と目が合った
『フォローしてこい。けど離れんなよ』
案にそう言っている気がして
Aは小さく頷いてから
ヒナの後を追った
神社を出た所で薄暗い道を歩いていくヒナを見つける
A「ヒナちゃん！待って」
声をかけられ警戒した様子で振り返るヒナに
当たり前か...と苦笑いを零すA
彼氏を誘惑した女の友達が声をかけてきて
警戒するなと言うのが無理な話だ
A「ごめんなさい。あの子悪い子じゃないんだけど暴走しちゃったみたいで。1度だけ挽回のチャンスをくれない？本当は一途な子なの、彼女のいる男に手を出すなんて絶対にないはずなんだ」
必死に説得し渋々といった様子で
連絡先を交換してくれたヒナに
明るい道から帰るよう促し
Aも神社へと戻っていった
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ち - 夢中で読んじゃいました！伏線の回収がすごい気がします！ストーリー性がはんぱないです！ (12月19日 22時) (
レス) @page28 id: 8589ec936d (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - れなさん» 最高に嬉しいコメントありがとうございます。自分なりに文章を試行錯誤中なので今後も書き方が変わっていくかもですが頑張って更新していきますね (2023年2月3日 14時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高に好きです、、文才天才すぎます、、良ければ更新してもらえると嬉しいです！！完結までついていかせてください！！ (2023年2月2日 19時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - 麗さん» コメント+ご指摘ありがとうございます。読み返しているつもりなんですがやはりチェックミスが度々あってすみません。修正しましたので、また変換間違いがありましたら教えていただけると助かります。m(_ _)m (2023年1月26日 6時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 初めまして、一気読み最中です。 なんだか細かい所を初コメでお伝えしてしまうのが大変申し訳ないのですが素敵な物語な分勿体無いなと思うのでお伝えさせていただきますね。35ページの希咲と半間が~の所、稀咲ではないでしょうか？ (2023年1月25日 22時) (レス) @page35 id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2022年11月11日 3時
