海5 ページ15
三ツ谷｢タケミッチ、ビビって目を瞑るだろう。俺達の戦い方よく見とけよ｣
初めから強烈なサーブに
ヒナが悲鳴をあげる
ヒナの手に当たったボールは
遥か上空に打ち上げられ
そのボールをAが追いかける
そしてコート際に打ち上げたボウルを
エマが相手コートに打ち込んだ
何とか辛うじてボールを拾った三ツ谷
一拍遅れて反応したドラケンがボールを
そのまま相手コートに押し込んだ
三ツ谷｢何してんだ、ドラケン｣
ドラケン｢わりぃ。くるぞ！｣
三ツ谷｢あぁ！｣
緩やかなボールに今度は安定して
ボールをレシーブしたヒナ
エマ｢Aさん！｣
そのボールを今度はエマがトスし
助走をつけてジャンプしたAが
相手コートに強烈なスパイクを打ち込んだ
ボールを目で追い身構えていた
三ツ谷とドラケンは
強烈なスパイクに微動だにしない
A｢やった！｣
エマ｢さすがAさん｣
ヒナ｢2人の作戦がハマったね｣
作戦といってもヒナが出されていた指示は
ただ1つ
ボールはなるべく上に打ち上げること
そうすれば足の速いAが必ず追いつく
ボールを落としさえしなければ
チャンスは来るという寸法だ
武道｢どうしたんですかね？マイキー君。あの二人がピクリとも反応出来ないなんて｣
マイキー｢タケミッチ、よく見てみろよ｣
武道｢え...？｣
マイキー君がそんな事を言うなんて
何かあるのか？と気を引き締めて
ビーチバレーの試合に集中する
ドラケン｢おい、三ツ谷。こりゃ一筋縄じゃ行けなそうだぜ｣
三ツ谷｢あぁ、これは強敵だな｣
よく見れば確かに三ツ谷君とドラケン君の動きが
他の試合より悪い気がする
武道｢もしかして...女性が相手だから手加減してあげてるとか？｣
マイキー｢違ぇよ。あの二人は優しいけど、誰が相手だろうと勝負事には本気で挑む｣
武道｢じゃあ...｣
激しいボールの押収
今度はAさんがトスをあげ
エマちゃんがスパイクを打ち込んだ
またもや微動だにしないドラケン君と三ツ谷君
武道｢2人とも一体何を見て｣
一瞬も揺らがない視線の先を追えば...
それぞれの視線はそれぞれ想い人が持つボール
もとい...胸元に...
武道｢って！サイテーじゃねーか！！｣
マイキー｢フッ...タケミッチも気づいたか。アイツら一切ボールから視線をそらさない。やっぱ男だよなぁ〜｣
武道｢俺ガッカリっすよ｣
それでも三ツ谷・ドラケンの実力は確かで
しっかりと最後には勝利を収めていた
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ち - 夢中で読んじゃいました！伏線の回収がすごい気がします！ストーリー性がはんぱないです！ (12月19日 22時) (
レス) @page28 id: 8589ec936d (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - れなさん» 最高に嬉しいコメントありがとうございます。自分なりに文章を試行錯誤中なので今後も書き方が変わっていくかもですが頑張って更新していきますね (2023年2月3日 14時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高に好きです、、文才天才すぎます、、良ければ更新してもらえると嬉しいです！！完結までついていかせてください！！ (2023年2月2日 19時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
くらら(プロフ) - 麗さん» コメント+ご指摘ありがとうございます。読み返しているつもりなんですがやはりチェックミスが度々あってすみません。修正しましたので、また変換間違いがありましたら教えていただけると助かります。m(_ _)m (2023年1月26日 6時) (レス) id: 1c45d362d0 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 初めまして、一気読み最中です。 なんだか細かい所を初コメでお伝えしてしまうのが大変申し訳ないのですが素敵な物語な分勿体無いなと思うのでお伝えさせていただきますね。35ページの希咲と半間が~の所、稀咲ではないでしょうか？ (2023年1月25日 22時) (レス) @page35 id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらら | 作成日時：2022年11月11日 3時
