【浦島坂田船】【がっこうぐらし！】浦島坂田船でがっこうぐらし！(完パロ)

▼第1話 はじまり ページ3

side:坂田

タッタッタ

放課後になった学校に、僕の廊下を走る音が聞こえる。

早く家に帰らないt…

？「ちょっと坂田！どこ行くの？」

坂「わっ！」

ずるっ

坂「おっとっと！」

突然に話しかけられ、ビックリして階段から落ちちゃいそうになった。

あっぶな！

？「だ 大丈夫？」

僕の後ろから、優しい声が聞こえる。

僕は振り返って喋りかけてきた人の名を呼ぶ。

坂「もう、あまちゅが急に呼ぶから！」

そういうとあまちゅは少しため息をついた。

天「もう！あまちゅじゃなくて天宮先生でしょ！」

ハイハイ、いつものね。

坂「はーい、で、何？」

今日はあまちゅに用事はないはず。一体何で呼び止めたんだろ？

天「今日部活じゃなかったっけ？」

坂「あ、そーだった！！」

めちゃくちゃド忘れしてたわ…あっぶな〜

あまちゅはまたため息をついて、困ったように笑った。

天「もう！そうだったじゃないよ！」

じゃあせっかくあまちゅが思い出させてくれたんだし、部活行くか！

坂「それじゃ、行ってくる！あまちゅは？」

天「あとで行く！みんなによろしく言っといて！」

坂「はーい！」

何だ〜あまちゅ一緒にいかないのか…ま、いいや！

_________最近、学校が好きだ。

そういうと変だって言われそう。でも考えてみてほしい、学校ってスゴイ！

物理学室は変な機械がいっぱい。

音楽室、綺麗な楽器と怖い肖像画。

放送室、学校中がステージ！

何でもあってまるで１つの国みたいや！こんな変な建物、他にあらへん！

中でも僕が一番すきなんは……

ガラッ

？「よう坂田」

ココ、学園生活部の部室。この紫髪のヤツが、まーしぃ。

坂「あ、まーしぃ！やっほー」

ん？なんか机に立て掛けてある。え、これって…

坂「なんでここでシャベル……」

なんで部室にシャベル置いてあんの！？

志「ふふーん知らんな？第一次大戦で最も人を殺した武器はなぁ…」

ドヤ顔でゆうてるけど、絶対ちゃうからな！？シャベルより人殺した武器、絶対あるやろ。

どんだけシャベル愛してんねん…

坂「まーしぃはほんまシャベル好きやなぁ」

シャベル重っ！ちょっと振り回してみよ。

ブンっ、ブンっ…

ん、やっぱ重い。無理やわ。

志「いや、聞けや！！」

んー？聞けって？………やだ☆←

あ、何か聞きたいのか！

坂「おう、聞いて！今日はめっちゃ危なかってん！」

志「はぁ？どしたん？」

坂「部活忘れて帰りそうになった」

志「危ねえな！！」

ホントに危なかったわ。

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