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好きな人におしゃれした姿を否定された。
ただ、それだけの事がとても深く突き刺さった。
泣くもんか。戻るもんか。いっそこのままこの港の住人になってしまおうか─────
そんなことを思った矢先、すれ違った人とぶつかった。
『ｯすみません』
「いや、こちらこ……A？」
『え？』
俯いてた顔を上げるとそこに居たのは…
『…ジョッシュ。』
私の幼馴染みであり商人をやっている…元カレだった。
偶然の再会に勝手に盛り上がったジョッシュは私を近くの酒場に誘ってくれた。
他に行くところもやることもない私はヤケクソでその誘いを受け…現在、酒場にいる。
「それにしても！本当に久しぶりだな！何年ぶりだ？」
『5年ね。あなたが自分の身を守るために私を売人に明け渡して以来よ。』
そう何を隠そうコイツ、本当にクズなんだ。
「まだ覚えてるのか！いい記憶力してんなぁ！それで、その売人の勧めでこの港に？」
謝りもしない。
笑顔で酒を飲むこの男…どこが好きだったんだろう、と頭痛に襲われた
『あんな売人の所にずっといるわけないでしょ』
「え？」
『私は今海賊なの。まだ未熟者だけど』
「…海…賊？はは、冗談やめろよ。お前が？」
『本気よ。』
「…まじかよ。」
キッと睨みをきかせると彼は青ざめたように弱々しく呟いた。
おかしい。こんなノリだったか？あいつは、もっと驚けて…もっと笑う奴だったはず
嫌な予感がした。
「A…ごめん。」
『ぇ────ｯｯ！！！！』
やっと聞き慣れた金属が擦れる音が聞こえた。
瞬間的に自分の剣を抜いて直ぐに襲ってきた衝撃から身を守った
「ｯｯ…本当に…君は…」
そう言って悲しい顔をする彼の腕にはあのジャック・スパロウと同じタトゥーが彫られていた
『東インド会社…！ジョッシュあなた…』
「買われたんだ。海賊を騙して潰せば金が入る。」
『こんなことして…私のことを騙した方が早かったでしょ』
「君は騙せない。」
ジョッシュの剣の力がさらに強くなったのを感じた
「あの日君は僕が君を売ったと思っているけど、本当は違うんだ。君のお父さんが君を売ると言ったから僕の友達に頼んで逃がしてもらったんだ。」
『え』
突然の告白に腕の力が抜けた、そしてそのまま剣は滑り、ジョッシュの剣が私を貫…
「僕は君が好きだ。」
私を剣が貫く代わりに、ふわっと懐かしい匂いが私を包み込んだ。
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(お茶・・)ψ(プロフ) - 雪菜さん» 修正しました！ (11月11日 21時) (
レス) @page27 id: 50df67fa86 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - すみません、リク『全てあなたのもの』ガプセン見れないみたいなのですが、私の方がおかしかったりするのでしょうか？ (10月15日 23時) (レス) id: 5e33687809 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - ルークさん» 了解ですれ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
(お茶・・)ψ(プロフ) - まるごと林檎。さん» うわ、すみません！いまみました！！了解でし！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: a532ab1672 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - 無痛症の夢主に対してみんながどんなふうに対処？というかケガしないようにするかを見たいです！ (2019年3月22日 17時) (レス) id: 73881cdf76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(お茶・・)ψ | 作成日時：2017年7月19日 17時
