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ﾁｬﾘﾝ
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抱きしめられた拍子に侑李の家の鍵が床に落ち、
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後ろから侑李の腕が回ってくる。
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『んっ…………侑李、』
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靴を脱ぎ、電気もつけずに顔を横に向かせられ、侑李の熱い唇が吸い付いてくる。
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侑李『もう…………むり、』
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それだけ言うと、壁に押し付け舌をねじ込ませてくる。
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『んんっ』
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苦しくて侑李の胸板を叩くけれど、その手も掴まれ舌を這わせる。
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『ひゃっ…………やめて、』
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耳たぶを甘がみされ、自分のものとは思えないような声が出てしまう。
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侑李『やじゃないよね？』
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片方の口角をくいっと上げて、いつもの余裕。
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ﾄﾞｻｯ
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小さい身体からは想像もつかないほど軽々と、私を持ち上げて。
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侑李『かわいく鳴いてね？』
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私のTシャツを胸まで捲り、上の膨らみに手を伸ばす。
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侑李『やっぱ…、ちょっと怒ってるかも』
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やんわりと触りながら侑李が呟く。
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『えっ……、』
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侑李『だってA危機感無さすぎなんだもん』
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『っ………』
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いたずらに笑い、ほっぺを膨らませる。
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侑李『だから、今からお仕置き………』
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中心を避ける侑李の触り方に、だんだんと物足りなくなってきて。
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『ゆうりぃ…、』
侑李『そんな言い方してもだめ。焦らされるの、好きでしょ？』
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『ん…………きらい、』
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侑李『お仕置きだもんっ』
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にやっと笑う侑李が、この時ばかりは小悪魔に見えて。
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だけど、またこうして一緒にいられることが嬉しかった。
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はるちゃん(プロフ) - こちらこそ…！！ずっとずっと応援します〜♪(*´▽｀*) (2015年12月25日 1時) (
レス) id: fe56d9a204 (このIDを非表示/違反報告)
あつこ(プロフ) - はるちゃんさん» はるちゃん！コメントありがとう(*´｀*)一夜漬け、嬉しいです／／そーなんだよね、伊野尾くんのタイミング！！(笑)ふふ、そう言ってくれて、書いててよかったなって思う(〃ω〃)ありがとう(^^) (2015年12月24日 9時) (レス) id: 3fa5c3465c (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃん(プロフ) - って思ってたけど（笑）最後にはとても優しくて、かっこいい伊野ちゃんで( *´艸｀) さすがあっちゃん！って思ったよ（笑）なかなか時間がなくて、読むのが遅くなっちゃうことも多いけど、これからも応援させてね♪ あっちゃんの小説�癸院�！！笑(長くなってごめん！) (2015年12月24日 0時) (レス) id: fe56d9a204 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃん(プロフ) - もう読んだら止まらなくて、普通に一夜漬けしたよ（笑）今回も最高すぎた…///不器用な二人がすれ違いながらもお互いの大切さにだんだんときずいていく感じがもうたまらなかった///← 伊野ちゃんは最初はなんでこのタイミングに来るんだよ"(-""-)" (2015年12月24日 0時) (レス) id: fe56d9a204 (このIDを非表示/違反報告)
あつこ(プロフ) - 冬涙。さん» 冬ちゃーん／／冬ちゃんに感想いただけると、なんだかすごく特別感なの………(。-∀-)わたしもちぃちゃん書くの、難しくて緊張したけど…！あはっ、慧くん活躍かっこよかった？………ありがとう♪今日たくさんコメくれて舞い上がっちゃうな(ノ´∀｀*) (2015年11月7日 20時) (レス) id: 3fa5c3465c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あつこ
作成日時：2015年10月2日 16時
