遊園地デート ページ7
.
『やったー！着いたー！遊園地ー！』
遊園地デート当日。Aは予想どうりの大はしゃぎ。
そして俺は着くなりショップに連行された。
ショップには遊園地のイメージキャラクターのグッズが売ってある。
何故か嫌な予感しかしない。
『ねぇ勝己。これ被って！』
……
嫌な予感的中。Aの持っているそれはリボンやらがごちゃごちゃと着いたいかにもJKが好みそうなカチューシャ。
勝「ぜっっっってーに嫌だ！」
カチューシャを押し付けてくる腕をギギギと押し返す。
『なんで！似合う！絶対似合う！』
勝「似合うわけねーだろ！！！」
『似合うんだよ！私の彼氏はイケメンだから！』
両者とも1歩も譲らぬまま「着けねぇ」「似合う！｣を繰り返す。
するとAがふっと力を抜いた。これ以上は時間の無駄だと思ったらしい。
『…なんでー、』
勝「嫌に決まってんだろ！」
結局、Aはイメージキャラクターのカチューシャ、俺はキャップを被ることになった。(無理やり)
パンフレット片手にどこに行こうか迷うA。
適当に乗ればいいものを、真剣に考えているところが可愛い。
『うーん、じゃあジェットコースターのそこそこのやつ行こう！順番にえぐいの乗ってこう！』
勝「そんだけ悩んで結局ジェットコースターなのかよ」
まったく、ツッコミが忙しい。
『レッツゴー！！』
そう言って２、３歩、歩き始めるが、すぐに止まって俺の方を振り返る。
そうだった。こいつめちゃめちゃ方向音痴なんだったわ。
そして俺はいい事を思いつく。
スタスタとAの横へ行き、手を繋いだ。
もちろん恋人繋ぎ。
さっきまでの威勢は何処へやら、ぼっ！っと顔を赤くして俯くA。
勝「迷子にならねぇようにちゃんと手ー繋いどかねーとなぁ？」
『はい…』
俺はジェットコースターに向かう。
いつも勝己、勝己、ってくっついてくる癖にいざこうやって手を繋いだりキスしたりすると照れる。
そんな可愛い反応をするから、すぐにいじめたくなってしまうのだ。
______________________________
遅くなってしまいすみません！まだ続きます！
遊園地デート書くの難しい…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 659人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずな - え、好き(唐突な告白) (10月12日 22時) (
レス) @page30 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして！とても楽しく拝読させていただきました！続きがとても気になります！更新はされないのでしょうか？ (2021年9月30日 4時) (レス) @page30 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
そふぃ。 - すいません、あの、ディズニーラ○ドの所、ネズミーランドとかに変えた方が良いかと、笑 (2020年3月5日 13時) (レス) id: 261bdb2ea0 (このIDを非表示/違反報告)
yurirol0305(プロフ) - ゆきさん» とっても嬉しいですー！ありがとうございます！！ (2020年1月28日 7時) (レス) id: 9e39a449bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ありがとうございますーっ!!!読んでいて思わず頬がゆるみました･･･!いつもステキです(*´`) (2020年1月27日 23時) (レス) id: 97535b3701 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yurirol0305 | 作成日時：2019年9月29日 23時
