ク ズ 達 の 本 音 【あんスタ】

2日目【劣等感】 ページ2

まさに、姉はお姫様のような愛される少女だった。




ドジで、おっちょこちょいで構ってあげたくなる小動物のような可愛さをもった偽りの性格で、ミルクブラウンの髪をなびかせて、大きな瞳をパッチリと開けた少女が前にいる




そんな少女がいるならば、いくら妹といっても少女といっても、私と言う少女なんか誰も見向きもしてくれない。




まあ、物好きな幼馴染みは姉・・・雫なんかより、私を必要としてくれてるから気持ちは埋まっていないわけではないんだけれども。



前に物好きだよね、と言ったらこう返ってきた。



真緒は、



「別に、俺がAが大好きなんだからいいだろ〜？」




と爽やかイケメンのようにどこぞのタラシみたいに返してきた。



凛月は、




「え、Aは充分可愛いじゃん。てか、誰がAのこと貶したの？物好きとか。ちょっとソイツ始末してくるね・・・・・♪」




と、犯罪者並の言葉を返してキスしそうになった。サイコパスだよ君。



零は、



「Aは我輩の宝物なんじゃから物好きも何もないぞい・・・♪それに我輩や凛月、衣更君から離れようもないじゃろう？」




と、言って服の中に手を入れようとしてきたので凛月を呼んだら、めっちゃ笑顔で凛月が返事してくれた。


でも、何処がでこれが嬉しいんだ。




・・・・・中学時代なんかよりはよっぽどマシだからねぇ。

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