検索窓
今日:1 hit、昨日:46 hit、合計:24,951 hit

第2話僕はストーカーじゃありませぇん! ページ4

3年一同が話していると突然声がした。

「先輩、進路お悩みなんですか??
僕に任せてください!!!」

(この声はーーー!!)

Aは嫌な予感がして、留三郎の後ろに隠れた。

「な、何だよ??」

戸惑う留三郎に伊作が言った。

「まぁ、いつものあれじゃないかな……
Aちゃんが嫌がるの彼くらいしか居ないし」

すると、教室の扉が開くとそこにいたのは2年B組の不破雷蔵だった。

(こいつ………盗み聞きしてやがった……)

Aは隠れながら威嚇しているのをみて、不破は訂正した。

「先輩、今日は特にしませんから、
隠れてないで出てきてくれませんか?」

一部引っ掛かったAだが、とりあえず隠れるのをやめた。

「なに、下らない事だったら吹っ飛ばすよ」

「いえ、進路にお悩みとゆうのを聞いたので(盗聴器で)、相談に乗れたらいいいな……と」

「まぁ、悩みというか、特にしたいことがないけど、それは大学で決めようかと思ってたし………」

不破はふっふっふっとにやりと笑みを浮かべた。

「えっ、何………」

「実は僕、先輩にぴったりの進路を思いついたんです!」

「ふーん、言ってみな」

「はい!!それは僕と結婚してお嫁さんという名の永久就職を…………!!!!ぐえっ!!」

Aは思わず不破を蹴った。

「あ、ごめん、足がスベッター」

蹴られた衝撃で不破は吹っ飛んだが、地面に
ぶつかる前にどこからか現れた鉢谷がキャッチした。

「雷蔵!!大丈夫か!!!」

「う、うう、パンツ見えなかった……ガクッ」

「ら、雷蔵ーーー!!!!」

鉢谷は失神した雷蔵を連れて退散した。


「ほんと長次、お前のとこの後輩どうにかならないの?」

「もそ……無理……」

「クソッ」

(…………うわあ、Aちゃん超不機嫌……)

伊作はこれ以上火に油を注がまいと保健室に避難した。


スマホを見てた留三郎は一連の話を聞いてい
なかった為、普通にAに話しかけた。

「なあなあ、A、俺幼稚園の先生とか
向いてると思うんだよな!!
俺ってちっちゃい子大好きだし!
な!向いてると思うよな!!」

Aは溜め息をついて、振り返った。

「言っておくけど絶対に向いてないし、下手すりゃ通報案件だから止めとけ」
Aは冷たくあしらった。

第3話留三郎が小さくなりました→←第1話高校3年生になりました



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 食満留三郎 , 現パロ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

竹林寺(プロフ) - メクルクルさん» いえいえ!こんなに面白い作品にコメントしないほうがおかしいですよ!!更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 9時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 面白いです! (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 竹林寺さん» 竹林寺さんコメントありがとうございます!!!めったにコメント来ることがないのでとてもうれしいです( ;∀;) (2019年8月10日 0時) (レス) id: 77734c536d (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 最高です(鼻血) (2019年8月10日 0時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:メクルクル | 作成日時:2019年4月19日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。