第11話留三郎が小さくなりましたその九 ページ13
Aは電話で留三郎の母に勉強会の為留三郎がAに泊まる事を説明していた。
「いつも、ごめんなさいね
留三郎の勉強見てもらって」
「いえ、いつもの事なので、お気にならず……
私も留三郎が留年するのは嫌だったので……」
「それにしても、ふふっ、
うれしいわ〜〜〜〜」
電話越しに聞こえる留母が何やら浮かれているのでどうしました?とAは聞いた。
「だって〜〜、いつもテスト前にしか勉強
しないあのこがこんな時期に張り切って勉強
したい!なんて!
やっと受験生って意識してくれたのね〜〜」
るんるんと言う留母にAは罪悪感を
感じた。
都合上勉強会という名前を使ったが、当の本人はのほほんとしている。
(すみません……留三郎まだやる気出してないんです……)
じゃあ、とAは電話を切った。
(はあ……留三郎元に戻ったらおばさんに絶対叱られるな……
うーん、元々やる気ない留三郎の自己責任とはいえ……元に戻ったら説得するか……)
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竹林寺(プロフ) - メクルクルさん» いえいえ!こんなに面白い作品にコメントしないほうがおかしいですよ!!更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 9時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 面白いです! (2019年8月21日 18時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
メクルクル(プロフ) - 竹林寺さん» 竹林寺さんコメントありがとうございます!!!めったにコメント来ることがないのでとてもうれしいです( ;∀;) (2019年8月10日 0時) (レス) id: 77734c536d (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 最高です(鼻血) (2019年8月10日 0時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メクルクル | 作成日時:2019年4月19日 3時